抽象的な概念のイメージ
自己催眠のイメージ作成訓練の一つは
抽象的な概念のイメージ
へ集中です。高校生時代の私は、この訓練の難しさが、よくわかっていませんでした。もう少し言えば
「正義」
と言う言葉が浮かべば、充分と考えていました。
この原因をもう少し考えると
抽象的なラベルだけ
で考える癖がついていました。もう少し言うと
実社会経験無く
教科書知識が全て
という状況でした。
これに対して、反省して書いたのが以下の2つのnoteです。
考えるのは「論理」だけか|鈴木良実|note
動くイメージについて|鈴木良実|note
また、イメージだけでなく、理論的知識でも
哲学的なしっかりした議論
も知るようになりました。
例えば、プラトンの「国家」や、サンデルの「白熱教室」の議論です。
こうした知識と、経験が積み重なると
抽象的な概念のイメージ造り
の難しさが、判ってきました。
ここで、イメージ化の案を考えて見ました。一つは
それを実行している場面
一例でもよい
場面を想像する方法です。正義ならば
警官が逮捕
等の場面でもよいでしょう。
次に
シンボルで表す
と言う手段があります。例えば正義は
天秤秤や法典
などが候補になります。
さて、もう一つ大事な方法は、その反対を示すことです。
不法投棄
等は、正義に反する行為ですね。
こうした多面的な観方で
抽象的な概念のイメージ
を作ることができます。
なお、このような
正義を実行する人格
を描く、または自分の中に見いだす方法もあります。