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人工知能についての神学的議論(12 AI課長の提案)

これまで

大乗仏教の発想を人工知能に生かす

可能性について、色々と書いてきました。今回は、そのような人工知能の、応用の舞台として

管理職業務のAI化
「AI課長」

を提案します。

提案理由は、以下の通りです。

  1. 管理する課は適当な大きさの社会

  2. 機能が明確

  3. 個々人の都合など考慮すべきことが多い

さらに付け加えると

仏の智慧は
「衆生を我が子」
と観て
「法界を造る」

を考えると

法界->課 衆生->部下

と、よく対応しています。

さらに

単純な機能の割り振りなら
従来のソフトでもできる

しかしながら

個人の状況を考慮し
さらに
育成成長まで観る

と言う「親的立場」は

単純な理論的知識による
記号処理的発想だけでなく
物語としての人の働きを考える

方法が有効になります。

このように考えると

AI課長

を生み出す研究は、チャレンジする値打ちがあると思います。


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