課長の立場で機能集団/基礎集団
昨日知識の働きで見る日米組織論|鈴木良実|noteと一昨日の日米の組織論の違い|鈴木良実|note議論を、今回は
自分が課長になった
と言う想定で考えました。
会社という組織の中では
要求された機能
があります。その中では
与えられた目標を達成する
ために
必要な機能
を明確にするのが、管理職の仕事です。従って
機能集団としての組織
の構成を考える。そのために必要なモノは何か考え、不足しているモノの補充を考える。これが、第一歩です。この段階では、理論的な知識なども活用して
あるべき姿を描く
作業が大切になります。
しかしながら、その組織で、働いているのは人間です。特に日本的な長期孤島環境では
その人が所属する基礎集団
という側面も考えないと行けません。ここで
家庭等個人の生活
を考えて
会社生活を全てと考えてはいけない
と言う注意が必要です。こうした
二次的な基礎集団
として
人間関係
個人の満足と成長
を考える。この様な配慮も必要です。このときには
抽象的な一般理論ではなく
人それぞれの物語
を考える必要があります。
機能集団と基礎集団の両面を考えるのが、本当の管理職だと思います。例えば、給与についても
機能評価だけで決める
のか
生活のある人間と考える
で、部下の対応も違うでしょう。更に
組織の成長を考え
人的資産への投資
と言う発想もあります。