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先週末、こども食堂で使うみそを子どもらと仕込みました。みそづくりは、北海道八雲町の服部醸造さんのご厚意でここ3年毎年続けています。

むかしは、それぞれの家庭でみそをつくっていました。毎年1年分のみそをつくり、「うちのみそは日本一」と自慢していました。そこから、自分で自分をほめることを「てまえみそ」というようになったのです。

事前にゆでた大豆をつぶし、こねるこねる。次に麹と塩といっしょに混ぜ、さらにこねこねこね。最後は団子状に丸めて、空気の層ができないように、桶に向って力強くエイッと投げ込む。特に最後の投げ込むのが子どもらは楽しいようで、3年続けて、このみそ作りは欠かさないなんて子も。

大きい子らは慣れたもので、段取りがわかっているので、どんどん進んで小1時間で終了。ちびっこ軍団も一生懸命友だちと。休みで来たお父さんは力の見せ所。しっかりこねこねしてました。

仕込んだばかりのフレッシュなみそ(になっていない大豆の団子)と、できたみそを食べ比べ。「しょっぱい~!」と騒ぐ子どもたち。 服部さんから、赤みそと白みその違いのお話や麹の力のお話も。店主の個人的な疑問として、「みそおにぎり食べたことある人~?」と聞いてみれば、20人中1人くらいの割合。食文化の違いでしょうか?

半年ほど服部醸造さんの蔵で寝かして、こども食堂の自家用みその誕生です。みそは日本ならではの発酵調味料。腸内環境をよくし、大豆の栄養も取りこめるので、とても大切な調味料です。

今年も子どもらといっぱい「てまえみそ」できたらと思います。

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鈴木辰徳(すず辰/主夫な八百屋だった人)
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