191210_立待岬

「どれがおいしい?」と聞かれても、まずはお客さんの好みを訊かないことには答えられません(^^;

店で販売していて、味覚は人それぞれだなぁとつくづく思います。

今の時期だとリンゴ。「どのリンゴがおいしい?」と聞かれますが、まずは「食感・甘み・酸味」の好みを聞いてから。

我が家でいうと、娘はもっぱらのシャキシャキ甘い派で“フジ”が一押し。一方の息子たち。今の一押しは、バッキバキの強い食感で酸味が強い黄色いりんご“シナノゴールド”。

朝、リンゴを切ってやると「これおいしいヤツ?」と聞いてきます。「君らそれぞれおいしいの違うから!」と父は思います。

ちなみに女房は食感重視派。今年は残暑せいか、食感がぼけるのが早いリンゴたち。食感がぼけ始めたリンゴはまず食べません。


店で一番人気の加工品、ねぎドレッシング。イベントで試食出しすると、5人中2人は買ってしまうすごいヤツ。

ねぎの風味は後からほんのり香る感じなのですが、ねぎ嫌いな方が口にすると、『うわっ、ねぎ!』ってビックリされます。

「蓼食う虫も好き好き」と言いますが、本当に好みは人それぞれです。味覚は成長とともに変わる部分もあるので、新たな好きを探すのもまた楽しいです。


12/21、シエスタハコダテ1階の無印良品さんのイベント“函館つながる市”に出店します。他のお店さんも出ますし、いろいろ試食を出しますので、ぜひお客さんの“好き”を見つけに来てください。お待ちしています。

(去る12/9、北海道新聞道南情報版「みなみ風」内のリレーコラム「立待岬」に載った文章です)

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