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平等な時間、異なる未来。自分に問うべき成長のカギ。

こんにちは。
いつもお世話になっております。


今日は朝から新人戦のベスト8がけの試合の審判に派遣要請があり、朝から審判を吹きに行ってきました。

この後、夕方にはクラブチームの練習があり、その合間にRKNN中学校の今後の予定を整理したり、クラブチームやスクールの事務仕事をしていました。


いろいろ作業をしている時にふと、今日の試合を見ている時に感じたことをまとめようと思ってこのnoteを開いたのですが、過去に書いていた記事の中に公開していない、でも今日の試合の審判をしている時に感じてRKNNの選手たちに伝えたいと思った内容と共通する記事を見つけたのでこの機会に発信しようと思います。


今書いているこのnoteというブログは元々、前任校にいた時にコロナで活動に制限があったり話をする機会が減ってしまったので、代わりに自分の思いや考えを共有するために始めたものです。


意外とこういう記事を書くと保護者の方々が読んでくださったりして嬉しい反面、僕の書く文章はとにかく「長い」という欠点があります。笑


なので、読んでいただく際は本当に時間のゆとりがある時に読んでいただくことをオススメします。

(以下の内容は2023年8月17日に作成していたものです)

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スタート地点も環境も平等ではない
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RKNNのバスケ部は6日の練習試合を区切りにして、7日〜16日までお盆休みでした。

その期間、各々で良い休日を過ごしていたと思います。


夏休みは勉強以外の経験をたくさんすることができるのでとても貴重な時間だと教職についてみて改めて感じます。


僕はこの期間何をしていたのかというと・・・クラブチーム(CLUB SIGNPOST【CS】というクラブチームでコーチをしています)で活動を行っていました。

7〜8日 滋賀県カップ戦参加
10日  練習をしてから徳島県に移動
11日〜13日 徳島県にてカップ戦
14日 バスケットボールスクールで小学生の活動
15日 台風で急遽OFF
16日 バスケットボールスクールで中学生の活動➕CS練習

そして今日の17日もAMはCSで活動をして昼からRKNNの練習試合に行ってました。


おそらく多くの人からすれば「バスケばっかりやん・・・」と思われる過ごし方でしょう。


ただ、自分がこうやってバスケに関わっているのは特殊な世界かもしれませんが、バスケットボールの世界では同じように活動しているチームは他にもたくさんあるということはRKNNの選手には知っておいてほしいと思って今日は話をしました。


RKNNの1年生も2年生もとてもやる気のあるメンバーばかりで僕としてはとても嬉しいです。


ただ、これから新人戦・春季大会・夏季大会で戦っていく相手というのはこういった盆も正月も関係ないくらいにガッツリとバスケットボールにコミットしている選手たちです。


RKNNの選手たちは本当によく頑張っていると思います。

自分たちのできることを一生懸命に取り組んでいます。


ただ、7月からバスケットボールをちゃんと始めました!と言ってもハンデがもらえる訳ではなく、自分たちの準備が整うまで公式戦が待ってくれるわけでもなく


当然同じルールで戦わなくてはいけません。


小学生の時からバスケットボールに明け暮れていて、さらに中学校に入り部活動とクラブチームの両方でバスケに明け暮れている選手たちが対戦相手として現れてもおかしくないのです。


スタートラインも違えば、環境も違う、これは当たり前です。


学校教育では「皆と同じ」が当たり前になっていますが、社会に出たら「皆と同じ」なんかあり得ないです。

大切なのは「自分の貴重な人生の時間とエネルギーを何に注ぐか」を決めることです。


自分自身が教員になった時の同期も皆バラバラの環境で育って年齢も経験も違っていました。


教員に正規採用されて早々に主任になる人もいれば、僕みたいにずっと平社員でやっている人間もいます。笑


でも、それに対して「ズルい」とか「あいつは優遇されている」とか思ったことありません。
それぞれ経験してきたことや学校の環境など異なる場所でのキャリアを積んでいます。

自分としては今ある環境の中で、自分のベストを尽くしてもがいていくしかありません。


バスケでいうと、環境が整っているとかキャリアがあるとか、自分の力でどうすることもできないことに感情を振り向けているヒマはありません。


それよりもむしろ、「今自分ができることは何か?」にエネルギーを注ぐことの方が大切です。


RKNNの選手たちは部活動の時間はとても頑張ってくれています。

じゃあ家に帰ってからの過ごし方はどうだろうか?

君たちがテレビを見ている間に、練習している選手がいる。

そのことに目を向けられているか?

スマホでSNSやゲームをしている間に、試合で経験を積んでいる選手がいる。

それでも家での時間をのんびり過ごしていられるか?


自分のペースに周りや社会が合わせてくれることなんか絶対あり得ません。



だからこそ、休みの日の過ごし方や部活動が終わってからの時間の使い方をしっかりと考えて、自分が何に時間を使って自分自身を成長させるのかを考えなくてはいけないのです。


なんだかんだたくさんの時間をかけるとか、たくさん練習すること、バスケットボールに関わる時間を増やすことは(効率が良いかどうかは別として)自分自身の肥やしになって自分を成長させてくれます。


ですが今、部活動の時間はとても制限が多い中で活動しなくてはいけません。


なので、今まで以上に(中学生の段階から)これから自分がどうなっていきたいのかを考えて日々行動する必要があります。



3ヶ月後、半年後、1年後にどうなっていたいのか?

そのために今できることはなんなのか?

常に自分自身に問いかけて、自分で考えながらコート以外の時間を過ごす必要があります。


部活動でバスケをやる以上は

自立(自分の力で物事を進めていく力)

自律(自分で立てた規範【ルール】に基づいて遂行する力)」


が求められます。



外の世界は本当に広いです。


自分の見えている世界がいかに狭い範囲での社会なのかを痛感すればするほど努力することの大切さが分かります。



24時間という時間は人類皆平等に与えられたモノです。


ですが、その平等な時間を何に使っていくのかは個人の判断と決断によります。

その決断と行動が未来の自分を作っていくのです。


努力した人には努力しただけの成果が返ってきます(それで結果が出るかは別です)


努力をしていない人には努力をしていないだけの成果が返ってきます(自己責任)


とても厳しいことを言いますが、これが率直な自分の気持ちです。



頑張っているからこそ、自分の限界値を決めないで努力して欲しいです。


頑張っているからこそ、自分の可能性を自分でもっと広げてほしいです。

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今日審判を吹いた試合の中学校も、会場に来ていたほとんど中学校にはクラブチームに所属している選手が在籍していました。


僕がやっているCreceaveというスクールに来ている選手もたくさんいました。


RKNNだけでやるバスケットボールも悪くはありませんが、なんせ今の状況では僕も副顧問の先生もなかなかいろんなチームとの練習試合やまとまった時間の練習が満足にできない状況です。


自主練習をすることはもちろん大切ですが、できることなら時間とお金が許す範囲でさまざまな環境に飛び込んで、いろんな選手との交流を図ってほしいと願っています。


外の世界に出ると、自分の実力や現在地がよく分かります。

そして何をどれくらい頑張らなくてはいけないのかも分かります。


できない自分を嫌でも受け入れざるを得なくなります。


でもそれが、成長の第一歩です。


告知みたいになってしまってちょっとセコい感じがしますが、、、


10月に洛南中学校でスクールの練習を行います。


10月19日(土)19:00〜20:30
10月26日(土)19:00〜20:30


小学生もいますが、ベスト16〜ベスト4に進出しているチームの選手もいます。


この1回で何かが劇的に変わることはありませんが、いろんな選手と交流をするという点においてはとても良い場所だと思っています。


RKNNでなかなか経験を積ませてあげられないからこそ、こういった場を有効活用してください。


参加料は1回500円です。(このお金は僕のポケットに入るのではなく、Creceaveという組織の運営費に回ります)


中学生という時間はとても短くて貴重な時間です。


中学校を卒業してからの時間の方が圧倒的に長いですが、中学校の時の経験は自分の原体験となり財産になると思っています。


様々な経験をすることが未来の自分のベースを作ります。


体育館でお待ちしています。

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