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3年間の感謝を込めて

こんにちは。


異動の発表があった後もなかなか連絡ができずにいました。


桃山中学校に勤めて丸6年間、おそらく今年離任する教職員の中で1番恵まれた勤務だったと勝手に自負しています。


正直、教師としての仕事に関しては桃山で思い残すことはありません。


1➡︎3年生を持ち上がりで2周、担任として過ごして、今日も教室の最後の掃除をしていたらちょうど3年前の卒業生が花束を持って訪ねてきてくれました。


「明日の離任式は予定があって行けないので、先生の顔を見にきました!」


これほど嬉しいことはありません。


何人かは「明日、先生に会いに行きますね!」とLINEをくれる生徒もいました。


今の時点で話すことを何も考えていないので、もしかしたら明日のスピーチはグダグダになるかもしれません。





唯一の心残りはやっぱりバスケ部です。



実は離任の発表の少し前に選手には離れることを伝えていました。


その時に「お別れ会みたいなことはしない。最後の最後まで練習する。」と伝えていました。


春休みに入ってからほぼ毎日練習することができて、選手はみるみる上手くなっていきました。


まだまだやらなくてはいけないこともたくさんありますが、2週間もない短い期間の中でできることはやったかなと思っています。


4月以降、指導することができないという前提で練習を指導するのは複雑な気持ちでしたが、今までとは違った感覚で選手と関わることができたので良い経験でした。


厳しいことを言いながらも「4月からは一緒にバスケできないんだなぁ・・・」と少し涙を堪えながら指導をしていたのはここだけの話です。



選手にも伝えましたが、中学校の3年間というのは3年間を過ごした時に初めて良かったのか反省することがあるのかが分かります。


そのことを、特にこの3年間男バスを指導する中で感じることができました。


今の1、2年生はまだまだ成長の過程です。


指導者が変わるということも選手にとったら大きな環境の変化の1つだと思いますが、その大きな変化も成長の肥やしにしてほしいと思います。


僕が学校を離れることも選手の成長の糧の1つでしかないと思います。


まだ行き先は言えませんが、次の学校もどうやら男バスになりそうな気配です。


試合会場で会ったり、もしかしたら練習試合で対戦することもあるかもしれませんが、その時に


「おぉ〜上手くなったなぁ〜」とか「成長してるやん!」と思えるように、明日以降の日々を大切にして過ごしてほしいと心から願います。


そして、部活動やバスケットボールのチームに限らず良い組織というのは仮にトップ(例えば経営者など)が入れ替わろうが、幹部が抜けようが


その組織に根付いた文化がまた組織と人を良い方向へ導いてくれます。



桃山中学校の男子バスケットボール部も、僕や橋本先生がいなくなることが逆に選手たちを成長させて、さらに良いチームへと変化してくれると思っています。


それくらい選手たちは可能性を持っているだけではなく、どこに行こうが、誰が指導者として赴任しようが恥ずかしくない、むしろ誇れるメンバーが揃っています。


ますます良くなる期待しかないので、楽しみにしています。


最後になりましたが、5期(今の高2年の代から)に渡って、桃山中学校の男子バスケットボール部で関わっていただいた選手と保護者の皆様に心から感謝致します。


本当に迷惑やご心配をおかけしたことばかりで、感謝どころか謝罪をたくさんしなくてはいけないところだと思いますが・・・笑


ここまでやってこれたのは本当に保護者の皆様のおかげです。


ありがとうございました。


本当なら最後、保護者の方々も含めて食事でもしながら


「ありがとうございましたー!!」


と声を大にして言いたいところではありますが、このご時世なので直接ご挨拶できないことを心苦しく思います。


本当に残念です。


また落ち着いたタイミングで一緒にハイボール飲みましょう!!


本当に本当にありがとうございました!!




今から明日の離任式で話すことを考えまーす!!


ではまたー

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