諦めない事から自分の可能性が広がる
こんばんは。
疲れた時はもやし炒めで謎の回復を図ろうとする男、鈴木脩平です。
職場が変わり、激動の4月を乗り越えたと思ったら全然落ち着かないままに5月もあれよあれよと時間が過ぎています。
この間に春季大会があり、初陣を勝利で飾りたいと思っていたのですがコーチの力不足もあり悔しい結果に終わってしまいました。
観客有りの状態で公式戦を開催することができたのは実に3年ぶりになるので、たくさんの保護者の方に見に来ていただいて本当に感謝しかない一方で
選手たちの躍動する姿をお見せすることができずに本当に申し訳ない思いでいっぱいです。
試合が終わった後にも、顧問のF先生、Kコーチと色々今後の方針について話をしつつ選手にも今回の試合結果について伝えたいことがありました。
そんな中でGWも練習をしていた時に(選手から聞いた保護者の方もいらっしゃると思いますが)、とある練習の日に僕は練習を途中で打ち切りました。
理由は、練習中に「諦める」プレーが続いたからです。
シュートが入らないこと、パスが通らないこと、ドリブルで相手を抜けないことなどバスケットボールの中では上手くいかないことがたくさん起こります。
その時に「諦める」と次のステップに何も進めなくなります。
やり方を変えたりプレーを変えたり技術を身につけるために練習したり、とにかくなんでも良いから「自分で何とかする力」を身につけて欲しいと願っています。
でも「諦める」ことだけは理屈ではなく「心」の状態の問題だと思っています。
これまでにも諦めてしまう選手には幾度か出会ってきました。
その度に聞いていた言葉が
「どうせ自分なんか」
「やっても無駄」
「できっこない」
といった言葉でした。
僕も完璧な人間ではないので、苦手なこと、できないことはたくさんあります。(むしろめちゃくちゃたくさんあります)
でも少なくとも、自分たちがこのスポーツをやりたいと思って選んだバスケットボールで、上手い上手くない関係なく諦めることだけはして欲しくないと思ったから
「簡単に諦める選手になるために練習している訳じゃないし、それを許すチームにもなって欲しくない」
と伝えて、その日の練習を終えました。
選手たちはかなり動揺していたようですが、僕自身がチームのコーチとして関わる以上は大切にしたいことなので、それを理解してもらうための日になったと考えれば良かったと思います。
ちなみに次の日、急遽ミーティングになったのは全然関係なくて
「今日は練習しちゃダメだよ」
と僕が怒られたからです。笑
あしからず。
でもこれもタイミングが良くて、この日のミーティングでは前日に厳しいことを言ったこともあって
「もっと自分の可能性にワクワクしようよ」
という前向きな話を選手にすることができました。
以下にミーティンで使ったスライドの資料を載せておきます。
詳細が知りたい方は、選手に聞いてください。笑
いつも関わる選手に伝えていることですが、中学生には可能性しかありません。
いつどこで花開くか全く分からないものです。
じゃあ可能性って何なの?と聞くと選手は色々と考えてくれるのですが、僕はいつも
可能性=未来の力
と言っています。
今できるかどうかじゃなくて、未来の自分が持っているかもしれない力のことを可能性と呼んでいます。
未来の自分がどんな力を持っていて、何ができるようになっているかなんて分からない。
だからこそ可能性をもっと大きくするためにもたくさんチャレンジしてみようよ、と。
そのためにも諦めているヒマなんかないよ、と伝えています。
僕自身もまだまだ自分の可能性にワクワクしています。
チャレンジし続けないとな〜
こんな感じで、たまに僕が思ったことや今感じていること、日々の出来事の振り返りとしてブログを書いています。
もちろん個人の名前や所属団体名は出さず、関係もありません。
僕という人間がどういう人間なのか、何を考えながらコーチという立場で選手と関わっているのかを知っていただくものにしてもらえたらと思います。
なかなかお話しさせていただく機会も少ないので、今回送らせていただきました。
何かあればいつでも連絡くださーい。
それではまた!
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