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【書評】なぜ地元の意見がまとまらないのか?

本書は地方創生や地域再生に関する本の出版や講演会、フィールドワークなどを数多く行ってきている木下斉氏が著者であり2015年に出版された。

本書からは地域のあらゆる取り組みに関して、

誰から文句を言われたとしても突き進む意志の大切さを感じた。



私の住む街は現在、とある問題で意見が割れている。

改革派と保守派

目指しているところは同じはずなのにやり方が違うだけでこうも対立し合うものかと

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なぜ対立をしているのに改革派は物事を一方的に進めていこうとするのか?

本書でヒントを得た!

誰もが賛成するような進め方では何も成果が出ない!

誰もが賛成するまで待っていたら何もできない!

だから対立しようが、必要があるのならば事を進めるべきだと。

もちろん今の改革派の改革を進めていくことが正解かどうかは分からないが、

「もっと時間をかければここまで対立しなかっただろうに」なんて声を気にするなど

多くの人の意見を調整することにばかり時間を費やすことは確実に不正解と言える。


わが街で改革派が推し進めていることは

誰から文句を言われても突き進む強い意志があるということが感じられる。

それまでと違う改革や取り組みをするためには、強い意志をもってやらなければいけない。それぞれの取り組む内容についての賛否はあるが、スタンスは見習う必要があると感じている。

何かをする際の意志の強さに触れてきたが

その他にも、地方を変えていくためには稼ぐ視点が必要なことが著者の経験を基に詳しく解説されている。

地元など地方の衰退する様を見て「何とかしなければ」と思う人にオススメの本だ。

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