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世帯視聴率5.5%? どこかの囲い込み系両手仲介不動産屋さんの手数料収入並ですか?

不動産業界とは縁もゆかりもないけれども、お金の匂いのするようなストーリーはなんとなく好きなファイナンシャル・プランニング技能士 2級持ちの自分です。クンクンするだけで、いつもドン・キホーテで見切り品のパンを買ってます。おはようございます!

イラストは「両手」のイメージをお借りしました。

ご近所でちょっと広いけれどもお車の出し入れは結構大変そうな道路付けがいまいちな古家付きの土地が3,000万円ほどで売られていました。なかなか売れないせいか広告がずっと出ていたのですが、いつの間にか消えて、今度はその土地が更地になって4,000万円ほどに。

「モトの値段を知っている人は買わないだろうなー」とニヤニヤしながら眺めていたら、また広告が消えて、しばらくしたら新築一戸建て30坪のおうちが乗っかって6,000万円みたいな。

実際にどう売買されたのかはわかりませんが、4,000万円で土地を買った業者さんは4,000万円以上で売れると思ったから買ったのでしょうし、6,000万円でおうちを買う人は6,000万円は妥当だと思うから買うのでしょうけれども、なんかなーです。不動産の世界ってしゅごい。

不動産の世界といえば、自分の火曜日の夜のおたのしみ、まいちゃんにいやされるこのドラマ。

ギャラクシー賞に入賞するなど質への評価が高かった「その女、ジルバ」だが、全10話の平均視聴率は世帯4.4%、個人2.3%。土曜午後11時台の放送とはいえ、驚くような数字ではない。「正直不動産」の6話までの平均視聴率も世帯5.5%、個人3.1%。突出しているわけではない。
では、どうして評判高いのかというと、この2つのドラマは観る側に働くことの意義などを考えさせるだけでなく、感動も与えてくれて、見終わった時には爽快な気分にさせてくれるからだ。観た人の「数」が膨大でなくとも「満足度」が高い。刺さるのである。

https://www.dailyshincho.jp/article/2022/05181103/?all=1

確かに。爽快な気分、いいですね。まいんちゃんも爽やかですし。

世帯視聴率5.5%、両手仲介・囲い込み系な不動産業者さんの手数料収入みたいです。

不動産はすべての人が関わるものでありながら、大半の人にはよく分からない。難しい。その内実を描いたのもヒットの理由の1つだろう。
悪徳不動産業者の騙しのテクニックも活写している。不動産業界が大口スポンサーである民放でのドラマ化は無理だ。

https://www.dailyshincho.jp/article/2022/05181103/?all=1&page=4

えっ、悪徳不動産業者がスポンサーだったら確かにドラマ化は無理ですが、善良な不動産業者さんがスポンサーなら問題ないんじゃないですかー。(知らないふりして棒読み)

要するに、大手はコストが高いのです。もろもろのコストを手数料収入の上限額が定められているなかで可能な限り回収するためには、不動産市場の寡占化を進め、手数料率向上のために両手仲介の比率を高めるほかないのでしょう。しかし、それでは「囲い込み」や「値こなし」が横行する一方です。

https://www.reds.co.jp/real/p79805/

チラシとか、半端じゃないですし。「この地域で不動産を探している人がいます」とか、だいたいウソみたいですし。

以前は買い手が現れても、「商談中です」などとウソをついて購入申し込みを断るのが定番だったんですが、今は「売り主様が医療従事者なので、コロナ関連で忙しく連絡が取れないんです」と言ったり、売り主に対して「うちはPCR検査を受けている客しか紹介しません。ほかの不動産業者の客は安全面で保証できませんよ」などとコロナ禍にかこつけて囲い込みを強化したりしていますね。

https://toyokeizai.net/articles/-/367349

定番! コロナにかこつけて!

こういうウソを簡単に調べる方法があればよいのですが、ありませんか。物件情報のURLをコピペして「判定」ボタンを押すと囲い込みがさているかどうかがわかる「囲い込みチェッカー」とか。

今夜も正直不動産が楽しみです!

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