20歳とベニスに死す
夕方、兄家族が来て、久しぶりに家族(両親)以外と話した。
家族なのだから家族で括るべきかもしれない。
甥っ子も姪っ子も大きくなってて、この前会ったばかりなのに何故？と思うぐらいの成長ぶり。
といっても、会ったのはお正月なので「この前会ったばかり」は間違いなのかもしれない。
長い文章を書くのはミクシィ以来なので戸惑ってます(しかもスマホ)。
読み難かったらごめんね。
いや、謝らないよ。
日本人は謝りすぎだと聞いているので謝らない。
で、話を戻します。
姪っ子、めちゃめちゃ喋る。
これでもかってぐらい喋る。
でも、全く嫌ではない、聞いてて面白い。
表情が豊かで、身振り手振り加えて話す姿に、『この子は役者になれるのでは？』と思ってしまった。
その姪っ子に「お姉ちゃん、20歳だよね？」と言われた。
※この【お姉ちゃん】は、おばさんと呼ばせないように甥っ子にも姪っ子にも徹底して「お姉ちゃんだよ！」と何回も繰り返して覚えさせた。
一瞬困ったけど、「そうだよ！20歳だよ〜」と返した。
姪っ子は「良かった〜」って素直に喜んでたので、胸が痛かった。
でも、彼女の夢も壊したくない、いや、私が20歳で居たいのだ。
全て自分のエゴ。
ベニスに死すを久しぶりに観たのを思い出した。
老いとの闘い、美とは何か、努力してもつかめないものが世の中にはある…そんなおっさんの葛藤と重なった気がした。
でも…
『通せるなら通してもよかろうもん。』
これだ。
今、できる事はこれだ、年齢詐称。
開き直って、これからも姪っ子の前では20歳を通せるまで通して行きたいと思う。
たぶん、すぐバレるんだろうけど。
その時に『嘘つき！！』って嫌われなきゃいいなぁ。
甥っ子に根回ししとくかな。
困ったときの甥っ子。
お菓子とジュース補充しておこうと思う。