ある日、ふと疑問に思ってから「大人は子供より偉いの?」 ある日、何の前兆もなく出てきたこの言葉。 小さい頃は、大人の指示通りやれば何でもできる、何でもやれると思っていた。 だけど、小学五年生になると、私は一人で難しいことを考えるようになってきた。 その一つ、難しいことを考えるようになった「原点」と言えるのがこの言葉だと言っていいだろう。 大人は、二十歳以上、または十八歳以上の人を指すとも言われている。 子供とは、その逆のことだ。 だが、今この世の中。大人、子供なんて関係ないの
最近、あつまれどうぶつの森を始めたSUZURAN。 アバターはこちら。 チャラい髪色に悪い目つき。 髪につけているのは他の島から奪った……いえ、もらったパンジー。 そして後ろにあるのが家。屋根は黒色にした! ここが家の中。家の中にも外にもDIY作業台がある。 なぜかある多肉植物に、ハムスターのアルビノちゃん。 この子、ふうせんにぶら下がってた。酔わなかったのかな? 私の島の現状。 なしが落ちているのは、木材目当てで刈りまくったSUZURANちゃんの しわざです。 フルーツ
⒊あの子 仲間 私は小さすぎる文字を見て、ぎょっとした。 読み直しても内容は変わらない。 かわいらしくクネッと曲がった字はどこか焦りを感じさせた。 でもあの子の服可愛かったな。 お人形が着るような服。 手縫いの感じが出ていた。まさか自分で縫ったんじゃないかな。 仲間が縫ったのかな。 その仲間って家族なのかな。 もしかしたら一人なのかも。 良いなら住んで欲しいな……それは欲張りすぎか。 でも可愛いなあ。あの子。 そんなことを指輪をはめながら考えていた。 この間。約2秒。
⒉大切な落とし物 私は帰って来ると仕事をするためにコーヒーを持って二階に上がった。 一瞬コーヒーをこぼしかけたその時に。 左手を見た。 無い。大切な結婚指輪がない。 確かデスクに置いてたと思うけど……。 私は慌てて二階の自分のデスクを見たけどない。 どうしよう。あれは変わりなんてない大事なものなのに……。 考えているとミニチュアのセットが眼中に入ってきた。 そこには虹色の霧が立ち上っていた。 「え……」 私は慌ててアクリル越しに何か見えないか覗いてみた。 すると何か見えてき
⒈私のコレクション 私は最近、「小さいもの」にハマっている。 いつものモノが小さくなると不思議に感じてしまう。そんな感情が面白いから。 後は……社会人なのにまだメルヘンが絶えない。 小人が来てくれるかもって思っちゃうから。 私は帰ってくると二階に行き、タンスの中のミニコレクションを取り出し、隣の部屋に行く。 隣の部屋に入ると100均で買った木目の皿に小さいものを並べる。 それにまたまた100均で買ったアクリルの箱をかぶせる。 そしてデスクの端に置く。 今日は休日だけど頼まれ
⒊幸運 「はあっ、はあっ。」 私は天。夫が殺され、アパートから追い出されて、2日間。何も食べてない。 私の手の中には赤ちゃん。私の大切な子ども、安良。 雨の中を傘もささずに無我夢中で走っていると一個のテントを見つけた。 「オイデ」 私はそんな声が聞こえたような気がして中に入った。 「あらまあ大変!」 さっきと似たような声がして、声の主を探していると黒い浴衣の女の子を見つけた。 その子は黒い浴衣。今の時代にはあまり馴染まない服装だ。 だが私はそんなことも思わず女の子を見た。 女
前回の物語↓ 2の主な登場人物笹本穂乃花 中三 内気な性格でいじめの対象者に。 芽愛 穂乃花とは同じクラス。代表委員会委員長。 直斗 事なかれ主義の男性。穂乃花の担任 ⒉ 勇気よし。意を決してドアノブをつかむ。 ガラッ! 私が教室に入ると一気に教室が騒ぎ始めた。 「またあの子来てる。」 「不幸虫よ」 「嫌ね~」 私は穂乃花。中三。毎日行くのが憂鬱だった。 いじめられていると言っても母は「何言ってんの。さっさと行け」と言われてしまう。 直斗先生は『事なかれ主義』だし…… 教
初めまして! SUZURANです。これから書いていく小説はもともと自己満足のために書いたものです。 駄作であっても何も言わないでください。 登場人物紹介鈴葉 謎に包まれた女。人魂屋の女将。黒の浴衣に赤い帯。『人魂飴』というお菓子を別のお菓子と交換してあげる。子どもの姿をしている。 清水 35歳 部長。めったに怒らない。夕夏崎が故郷。ある日大事にしていた部下が敵会社のスパイで清水は命を狙われていた。 クランさん 清水の母親の双子の妹。お祭りでは毎回お好み焼き屋を担当して