オリキャラ粘土フィギュア奮闘記
こんにちは。スズです。
このたび樹脂粘土でフィギュアを作りまして、いびつながらも個人的には快挙だったのでこの闘いの記録をどこかに残したいと思い流行りのノートに手を出してみました。
使ったことないので読みづらいとこも多々あるかと思いますが御容赦。
■はじめに:何するの?
樹脂粘土でオリキャラのフィギュア作るよ!!!!
「てるてるドール」なる制作法に前々から目をつけてまして一度やってみたいな〜と思いながら早数年。ついに手を伸ばしました。
「てるてるドール」元ネタのついったアカウントは消えてしまっているようなので気になる方は特集記事など見てね。要は丸めたティッシュをテープで留めたものを芯材とした粘土フィギュアです。
だいたい1日1時間半~2時間くらい作業して2~3日おきに進めてます。ちなみに結構不器用です。ミシン目通りに切り取れない人間。
今回はこのキャラ(右)を作っていきたいと思います。
同一人物の文字が目立ちますが魔法少女のお兄さん(詐欺師)なのでそのままの意味です。属性を感じますね。
選んだ理由は最近個人的にアツいキャラだからというのもあるんですが色数が少ないのと服装的にハードルが低そうに思えたので………
(私は不器用なのでハードルの低さはたいへん重要なのである!!)
先に完成系を出してしまいますが最終的にはこんな感じに出来上がります。
あとは経過を綴っていこうと思います。
■準備
曲がりなりにも設計図のようなものを描いてみました。まあこの理想的な構図は現実を前に殆ど簡素化されたのですがイメージを膨らませるのは大事ですよね。ね?
使うのはダイソーの樹脂粘土です。このくらいのサイズで売ってる。
■1日目
ティッシュとテープで芯を作りました。
大体30分~1時間くらいだったかなあ……。
日が暮れて薄暗くなった部屋でウヘヘッとティッシュ丸めながらテープを引いては貼り、引いては貼り……と妖怪めいたことをしていました。こんな感じでいいのかな……わからん。
拝見した「てるてるドール」の説明では「ティッシュだからポーズも自由自在!」的な文言があったんですが私はガチガチに固めすぎてあまりポーズが自在な感じはなくなってしまいました。精進します。
■2日目
下地となる肌を付けてみるよ。
一時間くらい?
すっぱだか!
多めの白にちょっとの茶色を混ぜると肌色になるんだなあ〜。
という訳で白い粘土に作った絵の具を混ぜ込んで表面を覆っていきました。
目の位置に窪みを作るという上級テクを最初は志していましたが自分の腕では無理だと悟りました。
自立させてえな……とおもったので大きめに足を作りました。この時点で一応自立します。5秒くらい。
まだ下地だけだけど人型になったあ……とちょっとドキドキしてきますね。
写真だとキレイめに写ってるけど結構つぎはぎした跡とか皺とかひびとか残ってます。
余った粘土はとりあえずなんか使うかな……と思い密閉して保管おきました。使わなかったら捨てるしかないのかしらね(貧乏性)
■3日目
顔面工事!!
まず白目と眉毛とあとま顎髭のあるキャラなので髭を描きます。鉛筆でうっすら下書きしてたのですが撮り忘れました。
左上は私のおやつのフルーチェです。
同じく百均のアクリル絵の具を使ったのですがこれ絵の具が思ったより伸びないというかつるりと塗れなくてめっちゃ筆のムラとかできてしまったので自分はこの時点で早くも不安が募り始めるんですね。
絵の具が良くないのか筆が良くないのか水分量とか技術の問題なのか……全部かもしれないな……。
筆もそんなに良いものではない(学生時代の面相筆)なので眉毛や髭は筆先で引くようにソッ……………ソッ……………とがんばりました。一本一本入魂の髭です。パレットにめっちゃ練習の跡が残ってますね。
で、睫毛の線とか瞳をブラウンで描きます。
この工程はネットで見かけたフィギュア制作の記事でやっててアイシャドウっぽくなって見映えが良くなるのではないか?と思ったのでやりました。
そして本番の睫毛と瞳を描いていく……。
あっ、ちょっと良いんじゃない? 思ってたよりは良い感じじゃない?
瞳の下の方にある光とハイライトをそれぞれグレーと白で簡単に描きました。
角度を変えるとこんな感じ。
母上に「表情の出る子だねえ」とコメントを頂きました。顔が終わったのでこの辺でフルーチェを食べます。この日もたぶん一時間くらい。
■4日目
この記事長くなってきたが大丈夫か?
今日は余ってた白粘土でインナーのシャツと靴を作ります。
上からペタペタ……
なんかこういうキャラ居そうですね。居ないか。
薄く伸ばしてるためか若干透けてるようにも感じます。
まあ最悪上から塗ればいいじゃろ!ガハハ!(雑)
あと靴はイラストだと黒かったりするのですが白いスニーカーとかも合うしいいよね!ってことで白いの使いました(雑)
あと靴をつけたら底面の面積が増えたためか自立するようになりました。やったぜ。
■5日目
この間に3日くらい空きました。
手先が不器用な私はここからが大変不安。
上着や髪の毛など完成を目指して黒い粘土を弄くり回す工程です。
触ってみて所感ですが白い粘土よりやや固く皺やヒビができやすいような……?
ともあれまずは下半身に巻いていきます。
あ、あとドッグタグやイヤーカフなどアクセサリー追加してみました。細かかった……!
現状モブに居そうなスキンヘッドですね。
そしてジャケットを着せていきます。淡々と書くけどシワだらけでなめらかにならなくてヒィヒィ言いながら作業してました。
後ろもこんな感じでね。
理想ではもっと表面なめらかでピンと張ったジャケットにしたかったのですが難しい。この際贅沢は言ってられねえや!ヘヘッ!
で、鬼門の髪の毛作業。
とりあえず下になる部分から……。
落ち武者かピヨ彦のお父さんみたいな頭ですね。すっかり前髪前線が後退してるのでちょっと前進させます。
もうちょっと前進させてもよかったかな……。
粘土用の小刀でひと房ずつ切った前髪をいくつか作って額でぺたぺたくっつけていきます。
やや毛が立っているので上向きの毛もくっつけてみた。
おお………………。
ちょっと歪ですがまあまあそれっぽくなったのでは……!?
おお〜………
おおお〜〜………さてぃすふぁくしょん。
私が満足したのでこれにて完成とします。わ〜。
■まとめ
慣れない作業なこともあり世に紹介されてるほど簡単ではありませんでしたが作り上げるのは楽しかったです!
もっと上手くなりたいな〜。
またやる機会があれば再現性をもう少し高めたいところです。
noteもまた気が向いた時になにか書きたいですね。
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