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大ベルセルク展感想~三浦先生の創ったファンタジア~

2021年9月10日から池袋サンシャインシティで開催された大ベルセルク展に行ってきました。

会場にはベルセルクの原稿やカラーのイラストが展示され、ベルセルクのキャラクターのフィギュアなどもセットされ、濃密なベルセルクワールドにどっぷりと浸かることができ大満足でした。

原稿やイラストは撮影禁止ですが、それ以外のフィギュアやセットの撮影はOKということだったので、大興奮で撮りまくってきました。

そして展示があまりにも良かったので、あやうくグッズコーナーでは財布の有り金をすべて”捧げる”するところでした。

ベルセルクがどのような漫画か、そして私自身のベルセルクへの思いは以前記事に書いたのでそちらをどうぞ。

会場内に入ると平沢進のBERSERK~forces~が流れ、大ベルセルク展の巨大セットが出迎えてくれました。そしてそのすぐ横には三浦先生からのメッセージが掲示されていました。

入口を過ぎるとドラゴン殺しを再現したセットが飾られ、ベルセルクの主要キャラクターの紹介パネルが壁の両側に置かれていました。

キャラクターゾーンを過ぎると、黄金時代編から順に三浦先生の描いた原稿やイラストでベルセルクの物語を追っていく展示ゾーンが続きます。

平沢進の音楽を聴きながら三浦先生の圧倒的な画力の絵を間近で見ることができ本当に最高でした。

三浦先生の描く絵は凄すぎるのですが、それが大きくされて額縁に入れられていると、もう完全に美術館とかに置いてある宗教画のようなオーラを放っていました。”何がどうなってるのかすごすぎてわかんないよ”といった感じで見とれていました。

展示の合間にはベルセルクのフィギュアや特設セットが置かれており、濃密なベルセルクワールドにどっぷりとつかることができます。

特に巨大ゾッド像のサイズ感は素晴らしかったです。

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実際に正面に立つと、ゾッドの禍々しさがひしひしと伝わってきます。

それから原作を読んだ時から個人的にガッツが狂戦士の甲冑を纏った時の絵が特に気に入っていたのですが、その絵を再現したフィギュアが飾られていて嬉しかったです。

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めちゃくちゃかっこいいですね、やっぱり。

他にも精霊の森を再現したセットや、キャスカの精神世界を再現したセット、蝕をイメージした特設ゾーンなどが設けられており、本当に盛沢山でした。

展示の最後は三浦先生のインタビュー映像が流れ、三浦先生の仕事場を再現したセットや、三浦先生宛の他漫画家のサインやメッセージが飾られていました。

グッズコーナーでは様々なベルセルクグッズが置かれ、その誘惑に勝てず、沢山買ってしまいました。

Tシャツ、複製原稿、マスク、クリアファイルなどいろいろ買いましたが、中でもお気に入りなのがべヘリットマグカップです。

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いかついデザインが最高です。

大ベルセルク展、本当に素晴らしかったです。三浦先生が作り上げたベルセルクという幻造世界を全身で感じることができる最高の展覧会でした。

不満点があるとすれば、ロストチルドレンの章のスペースがやけに少なかったことですかね。一番好きな章だったので、もうちょっと原稿とかイラストを見たかったかなとは思います。

しかし、ベルセルクが好きならば絶対に行くべきなのは間違いないと思います。それははっきりと言い切れます。

大ベルセルク展、今回が最後と言わず、年一回くらいのペースで開催してほしいなと思います。




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