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教本を読んでも頭に入ってこない理由は◯◯だった!

実用書籍みたいなタイトル…で大丈夫?これイラスト練習の為にあれこれ考えるブログじゃなかったっけ?
ご心配なく、ちゃんとタイトル回収するから!(もうこの段階でうさんくさい(汗)

…えっとですね、実は私、別に大人の塗り絵のブログをやってまして(宣伝じゃないよ)、そこで「大人の塗り絵が上達する為にやってほしい3つのこと」という記事を書きまして

内容としては、初心者の頃から「薄く塗って重ね塗り」「積極的に混色(重色)」「光や影を意識して物を見る」の3つを心がけてやるようにすると大人の塗り絵は上達するよ、って話なんですが

もちろん、これらが出来たら急激に何かが掴めるという話ではなく、この3つをやっていれば、本とか読んで学ぶ時も理解しやすくなるし、必要な能力も育って技術も習得しやすくなるよ、と上達していけるための”下地”を作る方法として書いてたんだけど、文章書きながら違う視点に気がついてしまったのですよ

記事を書く前は「これをやって上達するための下地が出来たら、色々理解しやすくなったり、技術が身につきやすくなるよ」というニュアンスで考えてたんだけど

いや、むしろ「下地が出来てないと、教本や上級者のメイキングやhowto読んだりしても、頭に入って来づらい、身につきにくい」のではないかと

私、絵の練習をサボってる間にも人物デッサンの本買って読んだりしたんですけど、いろんな気付きがあるし、知りたかった事もちゃんと載ってるし、読み物としても面白いなと思うんだけど、読んでてもイマイチ頭に入ってこなくて

歳のせい?情報過多な世の中だしネットの使いすぎで思考力や判断力が落ちてる?(責任転嫁やめなさい)単に自分がバカなだけ?そんな風に思ってたけど、これって単に知識を吸収して身につけるための”下地”が足りなかっただけじゃね?と気づいたわけですよ

じゃぁどうしたらその下地が出来るの?って考えると、一番簡単なのはまず手を動かしてやってみること

人体デッサンの本を読んで、人の身体を描けるようになりたいなら、まず描いてみる
で、失敗して「やっぱり難しいな、なんでこうなるんだろ」とか考えて(ここで答えを出せなくてもOK、というか出せたら苦労しない
)その段階になって初めて、教本が頭に入ってくる状態になるのではないのかと

全く何も描いてない状態で、教本を読んでも「そうなんだ、ふむふむタメになるなぁ」で終わって身につかない

まずは手を動かして体験して、ここを学びたい、そのためにはどうしたらいいんだろう、と考えられるようになって初めて、知識を吸収出来るための準備が頭の中で出来るのではないかと

それとは別に、下地が作れない原因があって
「人間は自分に都合よく物事も見る生き物なので、いくら素晴らしい教えを得ても、それを自分の都合のいいように曲解して、間違った解釈のまま進んだら、そこから1歩も先に進めない」という事

笑い事じゃなく、これマジである
ブログとか見て回ってると、たまにいません?何年も同じ事やり続けてるのに、全く進展のなくて嘆いてる人

その人のブログを読み進めてみると「お前ちゃんとその本読んだんか!」とツッコミたくなる位根本的な所が分かってない、履き違えてるケース結構ある

例えば、目的地が北にあるとしたら、北にさえ向かっていれば、続けていさえすれば効率が激悪だろうが近づきはするけど

目的地が北にあるのに最初の段階で東に歩きだしてしまったら、効率以前に、スタート地点に引き返して北に向かう、気づいた地点から北に方向転換するなりしない限り、目的地には1cmたりとも近づけない

何年も一つの事を続けて頑張ってるのに、一向に上達する兆しも無ければ、変化も無い、そういう場合って、最初の段階で根本的なところを間違えて、間違えた方向に進み続けてるだけなんだと思う、軌道修正さえ出来れば上手くなる…ハズなんだけど、多分誰かが何言っても届かないからこうなってるので、どうにもこうにもなんだけども

数年頑張ってるのに全く進展がないと思ったら、ほぼ根本的な所が間違ってるので、今までやってきたことを一旦捨てて、違う方法を考える事

誰も今までの努力が無駄だったなんて信じたくないし、時間が経てば経つほど軌道修正は困難になるから、こまめに自分の方向性は間違ってないか確認するのマジ大事

言葉にすると当たり前に思えるけど、割と見失いがちなんだろうなコレ

頑張ってれば絶対前に進むはず、なのに上手く行かないのは自分に才能がないからだって片付けられるからさ

思い返せば「才能ないから」なんて言葉で諦めてきた色んなことが、そもそも才能以前の段階で見切りつけてた物ばかりな気がするなぁ

「才能がない」って言葉本当便利だよね
才能がないからと諦める前に、きちんと自分に下地が出来てるか、方向間違ってないかを考えましょう、そんなお話でした

ほぼほぼ自分への戒めだけど、同じことに悩んだことのある人に届けばいいなと思いつつ終わります、本当マジであるあるすぎやろコレ

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