他者愛。
わたしは家になりたい。
愛する人たちがほっと安らげるような、そのひと自身でいられるような、そんな存在でありたい。
わたしの愛、特に他者愛を定義するとしたら、こうなると思う。
期待をせず、見返りも求めず、慈しみを持って接すること。
わたしが出来る限りのことを、愛しいひとにすること。
そのひとが望むままに生きることをたすけること。
それはきっと、わたしがそう愛されたいと望んでいるんだろう。
条件付の愛は悲しい。
ありのままを愛したいし、愛されたい。
肯定をしたい、して欲しい。
昔は、相手に与えていれば、いつか返ってくるかもしれないと期待していた。そうしているときの愛は他者愛ではなく、自己愛だったと、振り返って思う。
それでも愛してくれたひとはいたのに、わたしは受け取ることができなかった。
いまでもわたしは、愛を受け取ることが苦手だ。
そんなわたしが、いつか、受け取れるようになったら
わたしのことを愛しているひとも、幸せになってくれるかもしれない。
そんな日がくるように、わたしは少しずつ歩んでいこうと思う。
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