なんでタンポポは雨が降ると閉じちゃうの?
子供が通う保育園へは、基本的に毎日徒歩で行き帰りしています。
それまでの道のりで、春に黄色いタンポポがたくさん咲いており、「早く綿毛にならないかな」と待ち侘びている子供達。
ある日、夜から朝にかけて雨が降り続いた後に気付いたようで「タンポポが閉じちゃってる!」と。
「なんでタンポポは雨が降ると閉じちゃうの?」
いつも開いているタンポポが閉じていて、しおれているわけでもなさそうだし、ということで疑問に思ったそうです。
ネットで調べる
タンポポは、朝に開花して夕方にしぼむのを繰り返しているそうです。この知識はかろうじてありました。
また、天気の影響を受け、晴れの日は開花しますが、雨の日や曇っていて太陽光がない日は開花しません。
これは子供が気付いた通りですね。
これは、ある程度予想通り
・日照時間の影響による
・気温の影響による
が考えられるようですが、はっきりとは分かっていなくて、両方影響しているという事も言えそうです。
「タンポポの開花に及ぼす気象要因」と「花の開閉運動の教材化」という論文を参考にしました。
自由研究だとレベル高いかもしれないですが、やってみたくなりますね!
こちらの「タンポポの概日リズムと微視的花弁表面形状の関係」という論文では、微視的観察をしていて、体内時計的なのがあるのかな?と伺えますね。
子供への答え
今回、子供には
「太陽の光や暑さ・寒さで閉じたり開いたりする。雨の日は太陽の光もないし暖かくないから閉じちゃってる。」
と伝えました。