胸いっぱいのアイと情熱をアナタへ ─JKビジネスに御用心─ #スピンオフ作品
『胸いっぱいのアイと情熱をアナタへ』|まくら|note
↑こちらのスピンオフになります。
読んでないと、なんのこっちゃ?な
お話です(笑)
※
if平和エンド世界線
( )はそれぞれの呼び方
・鈴谷 玲子
(カヲル、ルナ、レイちゃん)
・鈴谷カヲル(旧姓:井上美里)
(すずねぇ、ルナ、レイさんちゃん)
・紅月ルナ
(スズ姉ぇ、カヲル、レイちん)
・四月一日 麗子
(スズたん、カヲルたん、ルナたん)
※
「スズ姉ぇがJKって本気笑える!」
大声で、お腹を押さえながら
笑っているのはルナ。当たり前だ。
何で、私がJKの格好をしなけりゃいけない。
「すずねぇの制服姿!絶対可愛いです!絶対似合うから!」
と何故か乗り気なカヲルの方が
異常だと思うのは私だけだろうか。
事の発端は、サカガミのシマでJKビジネスを始めたバカを見つける依頼が来たのだ。しかも単独JKでなく、ニコイチJK特化が売りらしく単独での潜入が難しい。
そこで、依頼をカヲルとルナに頼んだ。
だが、やりたくないと言い出したルナ。
サクッと殺っちゃうなら良いけど媚び売るのマジたるいと断れてしまった。
ルナに引き受けて貰わなければ困る。私が制服着てカヲルと潜入なんて無理!無謀!サカガミ○す!
と自然に猛毒発動しそうになった頃、快くルナからOKをもらった。
制服に身を包むW推し♥
はぁ〜💞売りたくない!私が買う!!
とヨダレものに可愛い2人。フォルダのストレージは今日も減っていく。
照れるカヲルに自撮りを始めるルナ。
2人に潜入してもらい。
無事サカガミにクズ野郎を引き渡し、たんまりと報酬を頂いた。2人にはたっぷりの愛と報酬を渡し、私は社員達と祝杯。呑みたりないと私はレイちゃんを誘って4次会をする事にした。
※
ピロン♫
私用の携帯からメールの着信音。
メールを開くと四月一日さんからだ。
【ごめん。スズたん203日貸して】
え?!!
困る!困ります!!
慌ててメールも電話もしてみたが繋がらない。ルナにメールしたらすぐに事務所に来てくれた。
ルナにメールを見せる
「レイたんだから、「〜」と「0」の打ち間違いっしょ?」
「でも、メールも電話もでてくれなくて」
慌てている私に反して、落ち着いてるルナ。もしかして映像化?
「ねぇ♥心配だからレイたん所に行っちゃおうか♥」
何故かウキウキしているルナの事が気になるが、支度をして四月一日さんの研究室に向かう。
※
ピンポーン♫
押したが、反応がない。
とルナがチャイムを連打し始めた。
カチカチと押す音と、ピッ!ピッピンポーン!!ピッピッピッピッピンポーン♫となり始める。
「ルナ!ちょっ!ちょっと待って!」
という私の声を無視して連打を続けるルナ。
しばらくすると、ガチャと扉が開き不安そうな表情の少女が現れた。
「おねぇちゃんたち、レイちゃんのおともだち?」
私達を見上げる少女。
「うん。レイちゃんからメールがあってね。遊びに来たんの。レイちゃんいるかな?」
少女の目線に合わせて、しゃがんで尋ねていると、
「レイたんいるよ♡」
笑顔になった少女は研究室の奥に走って行ってしまった。追いかけていいのだろうか?
「的中♥」
とニヤニヤ頬を緩めるルナが少女の後を追った。私も続いてついていく。
「レイたん。おきゃくさん!」
「ちょっと、スズたん1人で出ちゃだめでしょ〜」
研究室にいたのは四月一日さん。
足元の少女の事を「スズたん」って呼んだ??
「マジ!ウケる!ヤバっ!
やっぱスズねぇじゃん♥」
少女の頭を撫でまわしながらルナが何か言ってる。え?スズねぇ?あの子が?
「やっ!!」
そう言って逃げ出す少女。
追いかけるルナ。
を追いかけるレイちゃん。
をどうしていいか慌てながら見ている私。
ルナに追いかけられて泣き顔の少女が私の足元にやってきた。
「え?」
一瞬戸惑ったが、この瞳は、すず姉ぇだ。可愛い!天使!守らなきゃ!お家に持って帰ろう!可愛い(2度目)!気がついたら、少女を抱きしめていた。
「ずるい!私もスズねぇで遊びたい」
「ルナいじめるでしょ!すず姉ぇは私が守るから!」
「ちょっと遊ぶだけぇ♥」
2人の間で、もみくちゃにされている少女を救出したのは四月一日さん。
「2人共、マテ!!」
その1言で固まる私達。
「ごめんねぇ。スズたん。怖くないからね。」
そう言いながら美少女すず姉ぇを撫でている。
どうやら酔っぱらったすず姉ぇがレイちゃんに今回の依頼の愚痴を話ていたみたいで、おもろがったレイちゃんが実験中の美容飲料を飲ませたら、若返り過ぎたらしい。
四月一日さんじゃなければ、狂戦士が発動するところだった。
意味がわからないけど、四月一日さんがやったのなら、納得できる。
きっとすず姉ぇと同じで面白がってやったに違いない。
「制服着せようとしたんだけど、やっぱりロリータ服が良いかなぁって…」
と語りはじめた四月一日さんにメールの件を話すと、ルナの推理通りだった。
2~3日で、元に戻るからその間、社長の仕事は私が引き継ぐ事にした。
でも、このままの姿のすず姉ぇを事務所に戻したら危険な気もする(社員が)。でも、すず姉ぇが混乱しちゃうのは可哀想だし。でも、こんなに可愛いすず姉ぇを置いて行くのも……でも、でもと頭を悩ませる私。
※
3日後。
美少女すず姉ぇの大量の写真を自慢する私を若干引き気味になっているすず姉ぇと、私達を見て手を叩いて笑うルナの声が事務所に響き渡った。
※
ちょっと構想と書いてて違ってくるのは、キャラが勝手に動くからだよね(笑)
平和な物語💞
本当はJKビジネスで捕まったルナの話とか、四月一日がスズタニの師匠だとか書きたかったけど、またの機会に書いてみよう。
※
勝手に2次制作(笑)
まくらさん作品作らせてくれてありがとう!
今回も楽しく妄想させていただきました💞
サポートありがとうございます。 治療、子育て、罰金返済等に使用させていただきます。