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転機に立ちはだかる「失敗したくない」

最近、自分の周りでも「転機」を迎えている方が本当に多いなあと感じます。
2025年に時代のムードを反映する大きな天体がこぞって星座を移動しますので、変化の空気を肌で感じている方も多いのかもしれませんね。

さて、転機を迎えていたり、変わりたい!と思った時に最終的に強敵なのは、他者ではなく「怯えている自分自身」だったりします。
外の人間がなんと言っていたとしても、自分の内側で覚悟が決まってしまえば強行突破もできてしまうものです。
逆に自分自身で納得や決断ができていないと、周りの人たちがいくら応援してくれていても、なかなか一歩が踏み出せなくなってしまいます。

私自身も大きく人生が変わって来ているタイミングなのですが、新たな一歩を踏み出そうと思った時に大きな壁となったのが、
「間違いたくない、失敗したくない!」
という怖がりの自分自身の声でした。


絶対に失敗したくない!完璧主義ちゃん

幼少期に間違うことや、パーフェクトでいられないことを必要以上に責められた方に多い「完璧主義」。
家庭環境以外でも日本社会では「長所を伸ばすのではなく、短所を直そう」という減点方式が主流ですから、多かれ少なかれこの完璧主義的な思考を抱えている方も多いのではないかと思います。
最近だと「ゼロリスク志向」なんていう言葉も話題になりました。
この自分の中の完璧主義ちゃんが暴走してしまうと、

「成功が確約されていることしかやりたくない!失敗する可能性があるならやりたくない!」

と、あらゆる変化や挑戦を拒むようになってしまいます。
完璧主義ちゃんに支配された人生はある種の「安定」はあるかもしれませんが「喜び」が失われてしまいがち。
人生消化試合のような形になりやすいのです。
ブラック企業にしがみついていた時の自分は、まさにこれでした…。


間違う許可を自分に出そう

この思考を柔軟にするために、
「間違ってもいいんだよ」
という許可と声がけを自分自身にたくさんしてあげることが不可欠でした。

私達はつい「成功 or 失敗」という二極思考を持ってしまいがちです。
しかし現実は「今回の件は30%くらいは上手くいったけど、残り70%くらいが失敗だったなあ。次はやり方をもう少し考えてみよう。」という風に、すべてが失敗or成功と呼べるケースはまれです。
小さな失敗や成功をグラデーションのように積み重ねることで、自分の経験になっていくのですよね。

ですので失敗はむしろ歓迎すべきもので、
なにより失敗を経験したということは、
「挑戦をした」「行動した」
という勇気ある選択があったからこそ!
この「挑戦や行動をした自分自身」をとことん褒め称えてあげることが重要でした。
結果だけではなくプロセスにも素晴らしい価値があるという視点を、完璧主義ちゃんに教えてあげるのですね。

このような行動を少しずつ積み重ねていくことで、完璧主義ちゃんも
「間違うことは、怖くないのかも。人間だから誰しもが間違いながら成長していくんだよな。間違うと異様に怒ってくる人や環境にも問題があったのかも…。」
ということが腹落ちしていき、暴走することが少なくなっていきます。

変化を拒んでいる自分の一部も「いじわる」で足を引っ張っているわけではありません。自分自身に危険が及ばないように先回りしてあれこれ考えすぎてしまっていたり、過去の傷ついた経験を繰り返さないようにストップをかけてくれている場合もあります。
怖がっている自分自身と敵対するのではなく、対話をしっかり行っていくことで、私も自然と前に進めるようになったり健全にリスクを取る行動ができるようになってきました。


あと一押しの応援がほしい時は

私達占い師も、皆様の転機に立ち会うことが多いお仕事です。
方向性は決まっているけど勇気が出ない時や、あと一押しが欲しい時などなど、ぜひお話を聞かせてくださいね。カード達と共にお待ちしております。

ゲートウェイオラクルカード

10/25(金)に出演予定の阿佐ヶ谷JAZZ占いストリートには、上記の「ゲートウェイオラクルカード」をタロットと共に使用していきます。
非常に明るいエネルギーに満ちた、優しく前向きなカード達です。
カードメッセージをお伝えすると、ほっとして涙を浮かべる方もいらっしゃいました。
人生の「ゲート」を開こうとしている方には強力なサポーターになってくれますので、ぜひメッセージを聞きにいらして下さいね。
ご予約も承っております!


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