今日の1枚(2024/5/4)
世界は美しさにあふれている。
今日の1枚は、雪の大谷。
お隣、富山県の立山連峰は、この季節でも白く見える。
3000メートル級の山々は、雪深い。
春になり、標高2450メートルの室堂で、雪に埋もれた道路を掘り出すと、両側に最大で20メートルの雪壁ができる。これが”雪の大谷”。
車高の何倍もある雪壁の横を走るバスの写真、きっと見たことがあるはず。
「死ぬまでに一度は、雪の大谷に行ってみたい」
そう言い続けて幾星霜。
行きたいのなら、さっさと行けばいいのに、いつまでも実行しないのは、本気じゃないから・・・だよね?
このセリフ、もう言いたくないなぁと思ったし、日帰りで行けるし、金沢発の観光バスも運行されている。 よし、今度こそ・・・と、バスの予約をした。
最近、温かい日が多くて、かなり溶けてはいたけれど、雪の壁は大きくて、迫力があり、触ってみたら、やっぱりちゃんと雪だった。
真っ青な空と白い雪原の対比が眩しい。
雪壁の上方には、ほぼ絶壁みたいな斜面があって、スキーヤーが滑った跡が美しい曲線を描き、キラキラ光っている。ボーゲンに毛が生えた程度のスキーしかできない私は、神ってるとしか言えない。
その場に行って、自分の五感で感じることって、プライスレス。うん、確かに。