今日の1枚(2022/11/14)
世界は美しいモノにあふれている。
今日の1枚は、天使のはしご。
こういう光景、すごく好き。
地上はどんより薄暗いのに、雲の上は別世界。
雲の向こう側には、まばゆい光があふれている。
私たちには隙間からこぼれる光の筋しか見えないけれど、それは無いってことじゃない。
細い光を通して、その片鱗を感じることができる。
天使のはしごは、正式には薄明光線、またはレンブラント光線と呼ぶ。
英語では、Jacob's ladder。
旧約聖書の創世記で、兄から逃れて野宿したヤコブ(Jacob)の夢に、天と地をつなぐはしごが現れ、天の使いが上り下りしていた。
そしてヤコブは神からの祝福のメッセージを受け取るというエピソードから、薄明光線が天使のはしごと呼ばれるようになったらしい。
天使のはしごを見たらいいことがあるよ…と言われるのは、そういうことかな。
確かになにか神々しい感じがするし、見ているだけで心が洗われるようだものね。