今日の1枚(2024/4/22)
世界は美しさにあふれている。
今日の1枚は、源平しだれ桃。
今月初めに、70㎝くらいの苗木で買ってきた。
同じ木に、同じ枝に、同じ花にさえ、白とマゼンダピンクが乱れ咲く。
ずいぶん前、ワンコの散歩で通りかかった家に、大きなしだれ桃があって、心惹かれた。
すごくきれいだったのだけれど、それ以上に、不思議だ~~と思う気持ちが強かった。
ほとんど白い花もあれば、ピンクの量が多い花もある。
DNA的にはどうなっているのだろう。
そしてこの桃に、”源平”と命名するセンス😆
源氏と平家の和の国を二分する戦い。
東軍と西軍の果てしない勢力争い。
高い精神性を保つと言われる日本でさえも、ずっと対立していて、二極化の構図から逃れられなかった。
善と悪、正義と不義、光と闇、有と無、愛情と無関心。
でもこれはゼロか100かの問題ではないよ。
誰の中にも、白い部分と黒い部分、そしてグレーな部分がある。
真っ白・・・なんて人はいない。
一人の人の中には、全部あるの。
風の時代は、正しさを証明する時代じゃない。
白も黒も全部ひっくるめて、個々の違いを認め合う時代。・・・表向きじゃなくて、お腹の底から。