今日の１枚（2023/5/11）
世界は美しいモノにあふれている。
今日の１枚は、ボタン。
「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」のあのボタンだ。
ちょうど藤の花が咲く頃、開花する。
花径が大きいので、存在感も半端ない。
しかも波打つ花びらのこの滑らかな美しさ！
鮮やかな花びらに守られたシベは、まるでブラックホールのような吸引力で、見る者を惹きつけて離さない。
加賀友禅のモチーフによく使われるのも、納得のチョイスだ。
バラと同じで、バリエーションが豊富だ。
白、淡いピンク、サーモンピンク、マゼンダ、エンジ、レモンイエロー、２色のグラデーション、･･･そのひとつひとつに品種名があり、作出者がいる。
そのひとりひとりが一輪の花に、どれほどの情熱と労力を捧げてきたのか･･･と思うと、もうほんと胸熱💕
一輪一輪の姫君の誕生に、どんな物語があったのだろうか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？