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2020/1/1~GWにリリースされたヤバDrum&Bass10選+Rollersについて

どうもK4ZUY4(カズヤ)です。
みなさん最近はどうお過ごしですか?
僕はパーティでDJができなくてとても悲しいです。

なんせ家に篭ってる間もどんどん良い曲がリリースされているのに箱でかけられないんですから!
こうなってくるとやっぱ配信とかMix録ってアップするとかしか方法はないんかな…とか考えてます。

そんなわけで、今年に入ってからリリースされたドラムンベースをまとめていなかったこともあってまた記事にしてみました。

"今の"ドラムンベースシーンでのメインストリームの流れを考慮して選出したのでなんとなく流行りは掴めると思います!!すまん!!よろしく!!!!

①SyRan - For You

SyRan - For Youは大手ドラムンベースレーベルのRAM Recordsから5月にリリースされた曲です。
ピアノとブレイクビーツでいい感じですが、ドロップは超bangerでJungle寄りのDrum&Bassです。
SyRanはParadigmというEPもレイヴィーな感じのDrum&Bassでそちらもなかなか良かったです。

同じくRAM Recordsからリリースされた
Mob Tactics - Pure XやViper RecordingsのInsomanix - How Does It Feelもこういった曲が好きな人には刺さるかもしれません。

最近はJungle色が強かったりこういった雰囲気の曲が大手からリリースされるのが増えてきたような気がします。たぶん。知らんけど。


②Benny L - Naughty Bastards

Benny L - Naughty BastardsはAudioPorn Recordsからリリースされた曲です。AudioPorn RecordsはDrum&BassプロデューサーのShimonが設立したレーベルですね。あんま息してませんけど!

この曲はとにかく太いです!聴けばわかる!リンクから動画開いたらドロップまで飛ばして聴いてみてください!太いですから!

Benny LはVanta Black(以前の記事で紹介しました)も太いですけどこっちはもっと太いですね、太い。
でもやたらめったらではなくて、不純物が無いこの感じがまた良いな〜と思います。それにしても太い。


③Need For Mirrors - Black Bags

三曲目はこちら、Need For Mirrors - Black Bags
SerumがボスのSouped Up Recordsのリリース。

iPhoneとかで再生すると聴こえづらいですが、しっかりと"ムォーーーーンモーーーーン"ってサブベースが鳴ってます。
Jump Upが多いSouped Up Recordsからこういった曲がリリースされるのは面白いですね。

Need For Mirrorsはこれに限らず、ここ最近出た曲がどれもこれも良い意味でイカれてる曲ばかりなのでぜひチェックしてみてください。これDrum&Bassなのか?!みたいな曲もあるのでベースミュージック好きな人はぜひ!何卒!


④Dutta - Conversations

この曲はすごく"デカい"Rollersです。デカいです。
いつまでその音鳴らすの??ってなります。
Dutta - ConversationsはRollersのアホな一面を叩きつけてきました。

DuttaといえばJaylineとの曲、Do You Like Rollers?が有名です。そういえばこっちもいつまで鳴らすんだよって曲でした…。

インスタのストーリーを見るたびにいつも葉っぱ吸ってわけわからないことしてるからこんな曲作るんだと思います。

ちなみに同EPのThe Trooperという曲はLiquid寄りでこちらも良い曲でした。


⑤DJ Limited - You Got

Playaz RecordingsからリリースされたDJ LimitedのYou Gotです。
bangerってコメントしたくなる曲。(しちゃった)

去年からこの曲の存在は確認できていたんですが、まさかリリースしてくれるとは思いませんでした(感謝)

この投稿の7つ目
https://www.instagram.com/p/B4hwN2XliOK/?igshid=181gmn2guf5lv

You Gotも良いですが、もう片方のThe Elephant VIPもオリジナルを越えています。
象が死に絶える声を曲にしたらこうなった感じです。

🐘


⑥Mofes - Flicker

Mofes - FlickerはまさにRollersだなって曲です。
こういうのを大きいクラブで聴いたら最高なんだろな〜とか思います。誰かかけて。

こちらはOnyx Recordingsからのリリース。
同レーベルのトラックは他にも変則的なドラムンベースだったりJungleもあったりと面白いので要チェックです。結構有名なアンセムも出たりしてて今後もっと大きくなるんじゃないかなと思ってます。

ちなみに再生すると「フニャ〜ンン」「ンミョ〜ン」とか言ってますがNoisia Radioから持ってきた音源だからであってそういう曲ではないです。


⑦Agro - My Strength Is Weakness

Agro - My Strength Is Weaknessはここまでで紹介したRollersとはまた違った曲です。
どちらかというとBangerというよりShellinでSmoothなイメージ(伝われ)

ちなみにこの曲だけ2020年リリースじゃないです(タイトル詐欺になりますね本当にすいません)
というのも、後述のRollersについての切り口にぴったりな曲だったのでねじ込みました。

聴けば分かりますが、Rollers特有のFoghornではなく少しこもったサブベース?を使った曲です。
DTMやってればもっと上手く説明できただろうと思うと悲しい…。

は?Rollersってあのデカい音が鳴ってるやつだろ?とかこのままだと思われてしまうかもしれませんが…

あくまでRollersはシンプルなベース、繰り返されるビート、上よりも下のほうに重心が置かれているドラムンベースを指しており、Foghornサウンドは一要素に過ぎません。

なぜFoghornサウンドなどが鳴るドラムンベースがRollersと言われるか?

これは少し前に流行っていたDJ GuvやMacky Gee、K Motionzらが作っていた"パキパキ"したサウンドのJump Upと区別するために、シーンの中でこの単語が当てはめられたのだと考えられます。
というか、考えられるというよりもFacebookなどのコメントやコミュニティでの投稿を見ていた限りではそうでした。

なので、言ってしまえばRollersは昔からあるし、DeepなRollersもあればJump Up、JungleなRollersもあります。そしてその性質からサブジャンルとは言い難いドラムンベースが今流行していると言えます。

ここ最近リリースされているドラムンベースの音の鳴り方、構成なんかを考えてみるとだいたいの曲で、あ〜そういえばどこか似たような雰囲気はあるなと思えるはずです。それがRollersです。そういうこと。
たぶんEDMって言葉が流行り始めた時、意味があやふやになっていたことを覚えてる人はそれを思い出してもらえると分かりやすいかも知れません。

正直、ドラムンベースというとキャッチーなメロディで疾走感があって〜ブロステップの早回し?みたいなイメージの人が多いと勝手に思ってます。勝手に。

もちろんそういう曲も好きなんですが、ベースミュージックとしてのドラムンベースがRollersを通してモロに表出している今、そういうのもいいけどこっちもみんな聴いてみてくれ!って気持ちでこの記事を書いているわけです。マジで日本でも流行って欲しい。

誰かに怒られそうな気がするので難しい話はこのくらいにしておきます!!
他に良い記事とかもあるので読みたい人は直接お声がけください!!


⑧Think Tonk - What A Ting(L-Side Remix)

みんな大好きV Recordings、What A TingのL-Side Remixです
L-Sideって前まではちょっと重めのLiquidFunk的なイメージだったんですけど、最近はどんどん攻めてきてるイメージになってきたと思います。
お前もRollersに魂を売ったな?

この曲はボーカルの声質が個人的にすごいツボです。
DJしてて上手く重ねれば気持ちいいグルーヴを作れるんじゃないかなと思います。


⑨Levela & Particle - Reap What You Sow (feat.Jakes)

こちらはCritical Musicからのリリースです。
Critical Musicといえばディープでソリッドなドラムンベースがメインのレーベルではないでしょうか。
もちろんこの曲も"雰囲気は"そういった感じです。
とは言ってもLevelaとParticleです。そんなん知ったこっちゃないという結果になりました。

Levela & Particle - Reap What You Sow (feat.Jakes)

Levelaは元々Jump Upをメインに作っていたプロデューサーです。
Levela - Mafia (VIP)

いつのまにかCritical Musicから曲を出していて、いつのまにか別のシーンに食い込んでました。すごい。
Levela - Decodedこれがリリースされた時はそこから出すの?!と驚きました。

もちろんParticleも要チェックなプロデューサーです。
Sam Binga & Redders - Vandilero (Particle Remix)
リミックスですがこれなんかはもうマストで聴いておいたほうがいいです。ていうか元の曲も良すぎるんですよ。

Particle - Inner Wallesオリジナルならこちら。ブイブイ鳴ってます。
本当にかっこいいなあんた。
ドラムンベースはよく分からないけどジャングルは好きなんだよねって人は聴いてみて欲しいです。刺さりそう、分からんけど。


⑩Alcemist - Gone

最後はDnB AllstarsよりAlcemistのGoneです。
完全に僕が好きなので入れた感じになります。
と言っても本当に勢いのある界隈なのでチェックして欲しいということもあります。

Liquidだなと侮ることなかれ、とんでもなくbangerな曲です。同EPのDon't Youもこれが気に入った人には刺さるはずです。

Alcemistはニューカマー的な立ち位置なのですが、メキメキと頭角を現しています。
"最近流行りの"ドラムンベースを牽引しているプロデューサーの1人だと言うことは容易でしょう。


以上、2020年に入ってからGWまでにリリースされたドラムンベース10選でした。
結局関連で紹介したものを含めたら20曲になっちゃいました。(全部聴いてみてください)

ぶっちゃけこういう記事を書いてなんの意味があるんだろうとか思っちゃいますが、あの記事見たよ!って言われるとやっぱ書いてよかった〜とか思えます。
Rollersいいね!とか言われると本当に嬉しいです。

サブジャンルじゃないし分かりづらいのもあると思うんですが、とりあえず一つ、Foghornサウンドだけでもこのページを閉じる前に覚えていってください。
この半端なくアホで一発芸な音はみんな好きなんじゃないのとか思ってます。
↓↓↓

Kings Of The Rollers - Burnt Ends(Circuits Rewire)これがタイトル詐欺ぶんの一曲ということで😃

拙く語彙力も乏しい文章ですが、ここまで読んでくださってありがとうございました。