100均万年筆で文房具初め2021
新年を迎えました、今年も皆様よろしくお願いいたします。
さて。
この度紹介しますはこれ。ダイソーの万年筆。100円で万年筆とか…と思うかもしれませんが、ダイソーではダイソーブランドで売り出されているもの数種の他、プラチナ万年筆の製品(公式サイト掲載なし)も売られてます。しかもダイソーブランドだけは交換用カートリッジまで揃っている始末。で、使えるの?という点を実際に使って軽く検証しようかなぁと。
内容物
本体とインク。インクはブルーブラックとパッケージに書いていました。
インクカートリッジ
既視感があったのでペリカン4001カートリッジと並べてみる。
口の形状は違いますが、口径は同じ。もうこの時点でお察しの方もいるかもしれませんが、こいつ欧州共通規格。そこらの書店で欧州共通規格のカートリッジをなにか買ってきて使ってみればいろいろ試せるって訳。なんなら色別に本体買ってもお財布に優しい。え、インク沼がお財布のことを気にするかって?ナンノコトカナー
本体
光沢のある軽い金属ボディー。キャップを後ろにはめて16cm、ボディ単体だと12cmちょいなので小さめかな。細さも万年筆というよりサインペンみたい。無印の丸軸万年筆よりは太いけれども。
グリップは樹脂製、細くて円錐状な感じ。ニブにはMediumと書かれていて、パッケージ通り中字(M)。
装填
軸の内径がインクカートリッジギリギリ。引っかかりがあってちょっと不安になるものの、そのまま収まりました。
筆記
ダイソー純正カートリッジはフローがやたらよいのか、装填後30秒でもう書ける状態に。M軸なのでかすれる心配はしていなかったけれど、実際インクフローは良くてペン先が滑る。
色は、青みの強いブルーブラック。ブルーブラックとは?となる人もいるかも。
ペン先はとにかく硬い。万年筆使う気分で筆圧かけるとしなる気配すらしない。Youtubeで筆記しているレビュー動画見るとペン先が開く映像とかあるんですが、アレを再現しようとなるとボールペン使う気分で強い筆圧かけてやっと、といった感じ。他の万年筆で同じことやってしまうと一瞬でペン先が駄目になると思われ。それ以前に紙に穴があいてしまうかも。
で、使えるの?
使える。ペン先の硬さゆえにボールペンと同じ気分で使える。値段が100円(税抜)だから軽率に手を出してもいい。インクカートリッジを試すためのおもちゃにしてしまってもいい。