TAROMANゆかりの地を訪問。
なんだこのタイトルは。
いや、何一つ嘘はついてませんが。
そもそも
TAROMANなんやねんって方はこれ見てください。公式YouTubeでバックナンバー見れます。見た上でなんだこれはってなります。本当なんだこれは。
で、この写真を見ていただきたい。遠くから見えるこの顔。
そう、それは芸術の巨人、タローマンである。
説明不要、TAROMANの顔はこれがモチーフと言われています。日本モンキーパーク敷地内にある若い太陽の塔。正確には、岡本太郎が若い太陽というモニュメントを個人に送ったものが寄贈され、なんか塔が生えてきたということらしい。なんで?
あとで昼ごはん食べてるときにTwitter見てたら、前日に日本モンキーパーク公式も便乗してるのに気づきました。なんだこれは。
というわけで、現地。
8/15、連休明けに車で行きました。実家が隣の可児市なので、まぁ近いんですよ。モンキーセンターにも寄るので、正面駐車場に停めました。
公共交通手段だと名鉄犬山駅からのバスか、名鉄犬山遊園駅からの歩きになります(遠いが)。かつては犬山遊園駅等からモノレールが出てましたが、とっくに廃止(後述)。
今回は遊園地だけで一日潰すつもりは無いので、モンキーパーク(遊園地)/モンキーセンター(動物園)共通入場券で。以前はモンキーパークが動物園エリアも含めての扱いで共通入場券がデフォルトだったんですが、今は施設、料金が別扱いです。
アクセス
正面駐車場から入場したら、すぐの場所です。案内板あるんですね。
周りの遊園地と比べると明らかに雰囲気が異質。
なんだかウォーキングコースみたい。
はい、山頂。
休憩用ベンチあるんですが雑草だらけですね。ペンキは剥げてないのでそこそこ手入れはされているようですが夏だと間に合わないみたい。
ばくはつだ。
これが本物。一度、老朽化で区画閉鎖されて接近できない時期があり、修復後再公開となって今に至ります。
修復されてはいるものの、屋外で10年以上経過しているので老朽化始まってますね。顔の金メッキもそうなんですが。仕方ないです。
登ってみる
扱いは展望台なので、自由に登れます。
階段もちょっとサビが…。一応しっかりはしてます。風が原因なのか、なんか共鳴起こしてて足乗っけると震えてます。
いい景色です。天気イマイチなので、あいにく犬山城は見えないんですが。これは名鉄犬山駅方面。
見上げると、でっけぇんだ。
周辺探索
ベンチの他、机とかもあります。こっちは落ち着いて座れるレベルの雑草。
一角にゲートみたいなものが。どうやらケーブルカーの発着場だったみたいです。
で、その現役時代の写真掲載しているサイト見つけました。
2000年代初めまでは現役だったとのことですが、記憶に無いですね。モンキーパークは二度来たことがあるんですが、いずれもモノレールでアクセスしていたから…?父親に聞いても知らんと答え返されました。
そういえばパーク方向からとは別で音楽が聞こえていたんですが、スピーカーが設置されていたからでした。それ、要る…?
有事に緊急放送流すから一応必要なのか。
岡本太郎の詩。フォトスポットの看板はどこ行ったんだろう?
支援者一覧。修復の際の、ですね。
下山
振り返ると、先程のケーブルカー跡がはっきり残ってますね。運行当時、あるいは修復後再公開時ははっきり上が見えたらしいですが、森が生い茂っていて若い太陽の塔は見えない。
せっかくなんでモンキーパーク園内散策しがてらモンキーセンター方面向かいます。遊具もプールも入場料とは別料金ですので遊びません。セットの入場券もありますので、遊びたい人はそちらをどうぞ。ちなみに、夏のメインコンテンツはプールです。
なんというか、古い遊園地感がしますね。コイン式の遊具はあるし、ところどころ塗装もボロボロ。実際古い遊園地なんですが。
この日は連休明けの平日だからか、キッチンカーの類は軒並み閉まっていました。一部施設も同様です。お疲れ様です。
そういえば、でかいゴリラ像どこ行った?撤去されちゃったそうです。
連絡ルート
モンキーセンター方面へ向かうと、他と比べ明らかに人が少ないエリアが。モンパラというエリアなのですが。
プールとは対極の位置にあるのに加え、原因は奥にあるこれでしょうか。
かつて犬山遊園駅からモンキーパーク/モンキーセンター等を結んでいたモノレールの遺構です。
当時の駅舎、モノレール車両が残されてますね。運行時はここが有力な玄関口の一つでした。結局は車利用が増えて利用者減、老朽化で廃止された今だと正面駐車場から一番遠い場所となってしまったので人もまばら。
このモノレールですが、後部車両がなくタイヤむき出しです。後部車両は他の施設で保存されています。近辺だと、可児市の湯の華アイランド。
エントリー
簡易な連絡改札を通って、モンキーセンター方面へ。共通入場券を買っていなければここで動物園入場券を買うことになります。
さっき見たモノレール駅舎の2F部分左側は楽猿(らくえん)って名前のレストランになっていました。駅舎右端のトイレは利用可能になっています。
あとはだいたい資材置き場ですね。
モノレールは終了いたしました。本当の意味で終了してどれだけ経つか。
その付近の、なんだっけ、ここ。上に何かあったみたいだけど、思い出せないや。天空を走る乗り物的な…。
スカイダンボって名前だったようです。かつてはこれで動物園ゾーン、遊園地ゾーンを行き来可能でした。
乗った記憶ないや。あるいは乗ったこと無いのかも。
1F部分の中は休憩スペースになっています。エアコンはついていますが、殺風景で、電子レンジがせいぜいあるだけ。寂れたドライブインみたいな。
とはいえ、霊長類に関しての掲示、何故か学術的な本も置いてあってちょっとした穴場では…?
動物たちの紹介は別の記事で。長くなっちゃいました。
(2022/8/27追加)