【確認必須!】管理会社からの返金を逃すところだった話
・賃貸関係の計算書類は必ず保管+入出金確認
・管理やサービスが予想外にずさんなドイツ
・危うく約300ユーロ(約4万円)を逃すところだった
ドイツ国内の賃貸に住んでいると、毎年何度か定期的に管理会社から手紙が届きます。
賃貸物件の修繕予定とその予算であったり、Nebenkosten(管理費)の計算と請求書であったり。
封筒を開けてさらっと確認するだけで、その後その存在を忘れがちになっていませんか?
その後適当に机の上に置いてほかの書類と混ざり、うっかり廃棄してしまったり・・・
こうした書類は、忘れないように保管し、その後必ず入金を確認してください。
なぜなら受け取れるはずだった返金を逃しているかもしれないからです。
この管理費の返金額、もちろん年度や状況によって返金ではなく追徴だったりすることもあります。
返金額もそれなりに高額(2020年度の返金はちなみに260Eur、日本円で3万円近く)です。
日本であれば家賃関係の費用計算や返金・金額が間違うことは本当に稀です。
なので日本に住んでいたころは、そうした書類と振り込みを特に気にしていませんでした。
(退去時の費用や敷金の返却は金額も大きいのできちんと確認していましたが)
管理やサービスが予想外にずさんなドイツ
ドイツは他の外国諸国に比べて管理や約束事にきっちりしているイメージがありませんか?
電車もほぼ時間通りだったり、会議に遅れる人はすくなかったり。
他の国に比べれば多少しっかりしているかもしれませんが、日本と比べると雲泥の差です。
日本と同じような感覚で過ごしていると痛い目にあうことが多いです。
ここで注意したいこと。
ドイツの賃貸管理会社は、規模が小さいところは特に管理がとてもずさんです。
危うく約300ユーロ(約4万円)を逃すところだった
今後必ず保存して定期的にチェックしようと思う経験がありました。
先日も去年のNebenkostenの計算書と返金額の通知が来ており、家賃関係に使っていた口座を閉鎖していたのでメールで管理会社(といっても一人従業員)に即座に連絡。
したのはいいのですが、その後入金されたかの確認をすっかり忘れていました。
たまたま別の書類を探す中で偶然Nebenkostenの手紙を再度発見し、そういえば入金されてない気が。。。
手紙が来た日付(およそ2か月前!)から遡って口座を確認すると入金はなし。
管理会社の名前で検索しても入金の履歴はなし。
ということで再度管理会社に連絡。
もちろん手紙が来た翌日朝いちばんに、口座変更の連絡をしたメールの履歴付きで、
「まだ入金確認できてないので支給入金してください。」
と送ったところ、何度も勘違いな返事が繰り返され(しかも失礼な文面)、ようやく手違いを確認してもらえたのは夕方でした。
昨年末退去した物件だったので、敷金の返却と混同され、随分確認に手間取りました。
一日中的を得ないやり取りをするのは本当に疲れるものです。
電話で話せばいいと思われるかもしれませんが、いい加減な相手に電話はご法度です。
メールという文書媒体でいつ何を苦情したかを記録に残さないと相手は動きません。
ここで気づいてしつこく連絡しなければ、管理費の返金は無視されていたでしょう。
ちょっとした確認作業のミスで戻ってくるはずのお金を危うく見逃すところでした。
なので、お金がかかわる書類は必ず保管し、定期的にチェックしましょう。
うっかりその辺に放置して捨ててしまうことのないように!