ドイツの日常生活 いいところ①
ドイツで生活する中で出会う親切な出来事について。
先日ベビーカーでバスを利用したときのことです。
ドイツのバスには乗り口ドアすぐのところに車いすやベビーカー用のスペースがあります。
そのスペースの椅子は折り畳みになっており、歩行器利用者やベビーカー利用者も座りやすく設計されています。
私が乗ったとき、歩行器を利用する女性と私のベビーカーで優先スペースはいっぱいに。
ところがある女性がこのスペースの折り畳み椅子を開いて座ったために私のベビーカーの止める場所が窮屈に。椅子をしまって女性が立つか、または別の開いている席に行ってもらえば余裕をもって安全における状態でした。
そこへすかさず歩行器利用の女性が椅子を使ってベビーカーの場所を狭くしている女性に向かって
「あなたはあっちの席に座るべきだ。ベビーカーがうまく収まらない。」
と繰り返し注意してくれました。
言われた女性は何やら言い返して場所を動きませんでしたが、とっさにダイレクトに注意してくださったこの女性に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
この女性にお礼を伝え、お互いジェスチャーで少し会話楽しめました。
あくまで個人的な経験ですが、残念ながらこういうシーンでルールを守らないのは移民系の人、それを正そうとしっかり声に出すのはドイツ人(ではないかもしれませんが、ヨーロッパ系の方)ということが多いです。
妊婦やお年寄り、子ども連れや体の不自由な人にやさしいドイツ。
さらにこうした優しくない人たちにもあっさりストレートに注意できるドイツは住んでてほっこりします。