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高校受験英語は役に立つ?
会話をする上ではすぐにでも役に立つかといえばそうではないのですが、表現力として語彙や連語の知識は大いに役立ちます。
ドイツに移住して10年、ドイツは移民が多いのでドイツ語を習得中でまだ話せない人も多いので必然的に英会話のシーンが増えます。
ドイツで英語を話す機会は意外と多いのです。仕事でもそうですが、プライベートの友達関係が特に多いです。
友達といろんな話題(趣味・家族・旅行・過去の経験など)を楽しむには表現力(=単語力)がとても役に立ちます。
ここでいう表現力とは小難しい言い回しではなく、“言いたいことをわかりやすく伝えるため“の手段のことです。
相手がネイティブスピーカーでない限り、彼らにとっても英語は第二言語です。安心して自分の学んできたことを実践に使いましょう。
どうしても表現が出てこない場合は携帯で調べることができます。
どの国の友達も、言いたい単語が出てこないときは話の途中でも携帯で調べて再度会話を再開します。
(時にはわざわざ日本語で調べてくれたり)
義務教育や高校受験の英語学習で英語が話せたわけではありませんが、のちに会話力を独自に習得し、実際外国人と会話した際、高校生の頃に学んだ知識が大いに役立ちました。
当時は受験目的やテストの結果をよくするために丸暗記しただけであって、外国人と会話することは意図してませんでした。
それでも若いころに学んだことはなかなか忘れないもので、いまだに驚きます。
発音やアクセント、流暢さは大きなレベル差があっても、言いたい単語や表現がでてこない友達の語彙力のアシストが随所でできます。
会話の流れで、
「あ、この動詞を探してる」、
「この単語を言いたいんだな」、
「この形容詞、連語が今の会話には当てはまる」、
と推測できるのです。
もちろん相手の友達が私の言いたい単語を推測して言い当ててくれることもあります。
こうした経験から、受験英語はのちの英会話に十分役に立つと言えるのです。
ただ、スピーキングについては全く異なるコツが必要となるので、この点は受験英語とは別に習得する必要があるのでそこはしっかり認識を別にしてください。
英語を話すようになれるには海外留学が必要不可欠と思い込んでいましたが、今のご時世いくらでも代替法があります。
留学費用の準備・投資の決断も含め、簡単ではありません。
日本にいながら会話力を習得することは可能なので自分に合った方法を模索することをお勧めします。