![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/45933229/rectangle_large_type_2_521f64d1d5e91c0e4913b70418c8c299.jpg?width=1200)
豪華にして王道。良いプログラムでした。:「村上春樹produce MURAKAMI JAM 〜いけないボサノヴァ Blame it on the Bossa Nova〜」
村上RADIOから生まれたライブブログラム「MURAKAMI JAM」の第2弾。
今回はラジオじゃなくて、ストリーミング配信がありました。
もっとも、14日の本番の夜に配信された時には時間がなくて見れなくて、この週日、数回に分けてアーカイブを見るという、「ライブを見る」と言うには全く相応しくないスタイルw。
でも良かったですよ。
豪華なミュージシャン
割とメジャーどころの選曲
でも懐古趣味にならない、尖った演奏
いやぁ、良いっす。
楽しめました。
音楽監督は大西順子
第一部は小野リサ
第二部は村治佳織、山下洋輔、坂本美雨
全部楽しかったけど、第一部最後の大西順子の「My Funny Valentine」と、第二部の村上春樹の朗読(伴奏が村治佳織w)がグッと来たかなぁ。
山下洋輔/大西順子の共演(なんと初共演)もアガリましたが。
朗読は「1963/1982年のイパネマ娘」。
この短編好きです。(「カンガルー日和」収録)
「君は年齢(とし)をとらないんだね?」
「だって私は形而上学的な女の子なんだもの」
形而上学的な女の子
村上さんがそう読んだ時、僕の頭に浮かんだのは、「転校生」(大林宣彦)の小林聡美でした。
ラストシーン。
モノクロになった画面で、こちらを振り返る少女。
僕の夏の記憶の中には、その形而上学的な女の子が今も微笑ってるような気がします。
…いや、小林聡美さんは、しっかり魅力的な女性になられ、今も活躍されてるんですけどw。
しかしまあ、この顔ぶれ。(このメンツが揃って「イパネマの娘」とかw)
村上春樹のネームヴァリューがあってこそ、なんでしょう。やっぱり。
となると、ぜひ引き続き
…なんですが、小説、ちゃんと書いてるんですかね。春樹さん。