#虎に翼
#第二十一週
その悩み/課題は当時もあり、今も決して解決しているとは言えない。
だから安易に「めでたしめでたし」にするわけには行かないけど、その中でギリギリの落としどころを提示する。
なかなかスリリングな週でした。
(モデルとなった三淵さんは改姓されてるけど、忸怩たる想いはあったようです)
<[久保田]主文。 私たちは申立人の夫婦それぞれの姓での婚姻関係を認める。
[中山]理由。民法において、 夫婦はどちらかの氏を名乗ると決められてはいるが
[涼子]姓を変えることは、 夫婦どちらかの社会生活に不利益や不都合をもたらすおそれがある。
[香淑]名前を変えることで自分が失われると感じる人もいる。 夫婦のどちらかがそれを負うのは平等とは言えないのではないか。
[梅子]同じ姓を名乗ることが、 夫婦や家族であることの証しにはならないと考える人もいる。
[玉]同じ姓を名乗るか、 それぞれの姓を名乗るかは、 申立人の夫婦間で自由に決定すべきである。
[よね]それは憲法により保障された権利のはずである。 よって星航一と佐田寅子のそれぞれの姓での婚姻を認め、 主文の通り決定する。
[轟]我々の主張には法的効力はないが、これをふたりへの結婚の祝いの言葉とする。>
それぞれが悩みを抱えつつも、顔を上げ、前を向こうとしてる。
いやぁ、「最終回」みたいw。
…と言いつつ、次週は星家の家族との軋轢の物語となりそう。
史実の方も色々あったようですからねぇ。
あと1ヶ月で、どこまで行くのかな?