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なんか、グルッと回って、また沁みるようになってきたなぁ:さだまさし50周年記念コンサート<弦もナイト>
2023.07.20 フェスティバルホール
50周年記念コンサートは4部構成になっていて、この夜は第4夜。
弦楽器を従えてのコンサートでした。
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「コンサートの終わりとか、アンコールでやるような曲ばっかりだから、途中でお腹いっぱいになっちゃうよ〜」
みたいなことを、さださんはおっしゃってましたが、いやいや、最後までタップリ堪能。
磨き上げられた(W)トークに笑いつつ、素晴らしい楽曲に心揺さぶられ続けました。
まだツアー中だから、セットリストは自粛。
でもまあ、こういう曲が鈴なり…ってことです。
いいモン見せてもらったなぁ。
お誘いいただいた赤松くんには大感謝です。
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「さだまさし」を一番聴いたのは10代後半の頃。
でも20代後半からはあまり聴かなくなったように思います。
歌詞にあまりにも「物語」があって、それが自分の音楽を聴くスタイルに合わなくなったのかなぁ…。
もちろん時々は耳にすることはあって、
「ああ、これはいい曲だなぁ」
なんて振り返ったりもしたんですけどね。
それがここ数年はもう少し意識的に聴くようになってきてたように感じます。
さだまさし回帰w。
そして今回このコンサートを聴くことになって、事前に最新アルバムやベストなんかを「勉強」してたら、10代の頃よりズッと心に入ってくることに気が付きました。
歌詞の「物語」は「物語」としてあって、それに重なりながら、自分自身の経験や感情が深いところから湧き上がってくるような…。
これもまあ、<歳>を重ねて、経験を積んで…ってことなんでしょうか?
原曲はさださんが20代に書かれたものだったりするんですけど。
天才やね、ほんと。
今回のチケット、パンフレットがついていて、そこにはアンケートで選ばれた「さだまさし」ベストが記載されていました。
Spotifyでプレイリストを作成。
しばらくお供にさせてもらおうかなぁ。