「こう来るか〜」って感じ:ドラマ「ドラキュラ」
またもやNetflixオリジナル。
ベネディクト・カンバーバッチの「シャーロック」の製作陣によるブラム・ストーカー「ドラキュラ」の翻訳です。
1話1時間半で3話で構成されています。
正直最初は、
「う〜ん、このギトギトおっさん系の<ドラキュラ>はどうよ…」
だったんですが(「バンパネラ」と来れば「エドガー」を思い出す僕としてはw)、
1話の終盤から、「お?」
2話で、「おお〜」
3話で、「こう来るか〜」
ってな感じでした。
意外にも着地点が「ポーの一族」にも通じると申しますか…。(そりゃ言い過ぎかw)
1話は原作を忠実に〜この製作陣らしい展開へ。
もっとも緊張感とユーモアがあるのが「2話」。ここのドラキュラ伯爵とヴァン・ヘルシングの「対決」は絶品。
3話は設定は無茶苦茶面白いんだけど、尺が足りないかな。これは「ルーシー」の物語と「ヴァン・ヘルシング」との対決を分けて1話ずつにでもすればよかったのに。
続編
…はないかなぁ。実に綺麗に収まってますからね。
もっとも「シャーロック」の製作陣だから、「やる」となったら、どーとでも「屁理屈」考えそうな気もするけどw。
あるなら、また「おっさんドラキュラ」に是非お会いしたい!
なんにせよ、予想以上に楽しませてもらいました。
バンパイア好きならオススメです。(結構グロですがね)
PS 原作を読んでると、より楽しめるのは確か。
…が、あれを読むのは結構しんどいかもw。
となれば、コッポラの「ドラキュラ」を見ておくか、あるいはこの「ネタバレ」を読んでおくか。
事前知識なしでも楽しめる映画ですが、時間があるようでしたら是非。
<原作ネタバレ>