こういうの、好きです:映画評「エクストリーム・ジョブ」
2019年公開時、韓国で歴代興行収入第1位になった作品。
Amazonプライムで観ました。
張り込みをするために「チキン屋」に化けた麻薬捜査班が、副業のはずの「チキン屋」の方が大当たりしてしまって…
と言うコメディ。
韓国コメディの場合、独特のベタさというか、ヌルさがあったりするんですが、本作はそこまででもなく、「爆笑」は控えめながら、「ニヤリ」「ニヤリ」と観ることができます。
「手段(チキン屋経営)」が「目的(潜伏捜査)」と逆転してしまって、そっちで奔走するうちに、いつの間にやら捜査の方も…って展開ですね。
「マジ」になりすぎず、かといって「グダグダ」にもなりすぎず、って塩梅が好きです。
正直言うと、前半はもうちょい刈り込めたかもしれませんがね。
終盤の叩き込むようなテンポの良さを考えると、そこがちょっと残念かもしれません。
瑕疵になるほどじゃないですけど。
本作もハリウッドのリメイクが企画されているとか。
「韓国コメディ」っぽさが薄いところがそういう企画に繋がってるのかしれませんね。
ちなみにラストのメンバーの活躍。
「カサノファミリーかよ!」
って突っ込んじゃいましたがw、もちろん作られたのは「ヴィンチェンツォ」の方があと。
参考にしたかな?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?