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さすがにマーベル作品に関して事前知識がなかったら、訳分からんでしょうね:ドラマ評「ワンダヴィジョン」

「ディズニー+」で毎週公開されていた「ワンダヴィジョン」が金曜日で最終回(全9回)。
「どういうオチをつけるのやら?」
と思ってましたが、それなりに決着がつきました。
ま、もちろんマーベルですから、一部クリフハンガーにはなってるんですが…。


50年代のシットコム番組を模したスタートから、一話ごとに新しい年代のシットコムスタイルでのストーリー展開になりつつ、裏にある壮大な「仕組み」が明かされていく

って構図なんですが、この「仕組み」の方はまあ、早い段階から予想がつくというか…。
それはそれで楽しみつつ、他のマーベル作品の登場人物とのクロスオーバーを驚き、楽しむ…って展開になってます。
 …でもこの「他のマーベル作品の登場人物」ってのが微妙にメインキャストから外れてるんですよねw。
僕は割とマーベル映画は見てるんですが、ぶっちゃけ言われて「あ〜、そうか」ってなるくらい。
そりゃ、アイアンマンとかドクター・ストレンジ、スパイダーマン級のキャラが出て来たらもっと分かりやすいんでしょうけど。
さすがにそうなったら製作費が追っつかないかw。


ストーリーとしては、ある意味「悲劇」的展開とも言えるんですが、ヒーローものとしては「こうならざるを得ない」ってオチでしょうか。

全9話。

まあ、楽しませてもらいました。
でも、最低でも「アベンジャーズ」シリーズは観てないと、「よ〜わからん」でしょうね〜。
特にビジュアル的に「う〜ん…」のヴィジョンに感情移入するためにはw。


<以下、若干ネタバレを含みます。観る予定のある方は読まないでください>

「スカーレット・ウィッチ誕生!」


ってのが「ワンダヴィジョン」のメインテーマでしょう、結局は。
ただマーベルコミックを読んでたら、「おお!」ってなるのかもしれませんが、そうじゃないと、「なるほど、そうなんですか…」くらいのノリ。
僕は映画は見てますが、コミックは読んでないので、正直いうと最終回の盛り上がりには若干の肩透かしを感じもしました。
ストーリー展開やアクション、特殊効果はかなり派手で、「おお〜」ってなるんですけど、最大の盛り上がりが、
「スカーレット・ウィッチ誕生!」
なもんでw。


まあ仕方ないといえば、仕方ない。
「アベンジャーズ/ エンドゲーム」以降の新しいフェーズではスカーレット・ウィッチは重要な役割を演じる…ということなんでしょう。
そのネタフリが、このシリーズの役目と言えば、役目。
どこまで付き合いますかねぇ。
マーベル・シネマティック・ユニバース。



しかしやっぱりラストにドクター・ストレンジ、最低でもニック・フューリーくらいはご登場願いたかったですな。
そしたら、スッキリと、
「おお〜!」
ってなったのにw。

#ワンダヴィジョン
#ドラマ評
#disney +
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