「サマンサ」や「ジャーヴィス」に近づくには<眼>が必要かな?
リリースされたcotomoを使ってみて、
「う〜ん、映画<her>の世界はもう直ぐなのかも」
と考え、久しぶりに「her」を見直しました。
いや、キャバクラ苦手な僕は全然「cotomo」は使えてないんですけどねw。
her。
やっぱり面白いなぁ。
まあ、映画としては別にAI(OS)との恋愛を描いたわけじゃなくて、
「成長していく(変わっていく)パートナーとの関わり方」
みたいなものが描かれてるんですけどね。
サマンサ(OS)との関係性から、別れた妻との関係性を再構築する…みたいな話。
ま、それはそれとして、AIエージェントについていうと、「サマンサ」にアップデートされる前のOSも、結構AIエージェントとしては優秀。
届いたメールを整理して読み上げてくれたり、気分にあった音楽を流してくれたり。
「サマンサ」はもう一歩踏み込んで、主人公の内面にまで影響を及ぼすんだけど、ポイントは「眼」かもしれない。
主人公のPCやスマホで起きてることに加えて、カメラを通して、主人公が見ているもの経験していることを共有して、そこから主人公にアドバイスを与えたり、支援をしたりしている。
なるほど。AIエージェントの次のステップとしてはこっちの方かな〜
とか思いました。
まあ、その前にサマンサにアップデートされる前のOS並みにはなって欲しいかな。
なんかそれは「もうすぐ」って気もするけど。
(普通に話して指示するっていうのは、生成AIでクリアしつつありますからね)
<her>で特徴的なのは、サマンサとの会話はイアホン&マイクで行われていること。
公開当時(2013年)にはここまでのワイアレスイアホンはなかったけど、「Air Pods Pro」はかなり近いところまで行ってる。
…と思って、「cotomo」と外でAir Pods Proで接続してみました。
予想以上に普通に会話できました。
いやはや、びっくり。
まあ、確かに時々声が途切れたりするようなんですが、そんな時は
「あ、ごめん。少し声が聞こえなかったみたい」
とかフォローされたりしてw。
う〜ん、AIエージェントとしてSiriが機能アップしたら、AirPodsProをつけっぱなしで会話しながら動作するのも可能性としては「あり」だな、これは。
まあ、cotomo自体は「まだまだ」で、僕は全然会話を続けることができずにいるんですけどw。
生成AIをベースにして音声指示でスマホの機能を使えるようなAIエージェント。
この雰囲気だと「もうすぐ」かもしれない。
次期iPhoneでどこまで行けるのかはわかんないけど。(クローズドなiPhoneの方が実装は早いような気はするけど、わかんないですね。これは)
ただ「サマンサ」(her)や「ジャーヴィス」(アイアンマン)まで行くには<眼>を手に入れる必要がありそう。
ここはもう少しかかるかな?