人気作の続編…攻めてくるね〜:ドラマ評「逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!」
待望の続編!
いやぁ、「みくりさん」(新垣結衣じゃないw)、好きなのよ。
原作に続編(10巻・11巻)があって、基本はそれをベースにした展開。
平匡の職場の同僚の「恋愛」エピソードがカットされてますが、これはまあ妥当かな?(個人的には結構好きなんですけど)
原作も「問題提起」のモードが強い作品ですが(連ドラパートはドラマよりも強いです)、ちゃんとそれを受けて、このスペシャルでも「考えさせる」展開になっています。
選択制別姓
育児休暇制度
夫婦の育児への関わり方
育児休暇への世間の見方
LGBTQのあり方
そして「男性への<呪い>」
いやぁ、自分の<出産><育児>時代を振り返って、頷けるやら、反省するやら、目を背けたくなるやらw。
一緒に見てた妻の視線が痛かったです…。
そして終盤は「新型コロナ」。
これを人気作続編で、思いっきり突っ込んでくるってところが「野木亜紀子」脚本。
驚かされます。
と同時に、そのスタンスのバランスの良さにも感心させられました。
「もし、このタイミングで<乳幼児>がいたら…」
平匡・みくりの右往左往を笑えません。
(ちょっと東日本大震災後のことを思い出しました…)
懐かしの「恋ダンス」を見終わって、その後のニュースでのトップが、
「首都圏の知事が<緊急事態宣言>を要請」。
いやはや、なんとも…。
2時間強の枠にこれだけ詰め込むってのはちょっとキツかったかも
とも思うし、
百合ちゃんと風見さんはもっと突っ込んで欲しかったなぁ
とも思うんですが、
まあ「人気作続編のスペシャル」としちゃあ、かなりレベル高いんじゃないんでしょうか?
「ムズキュン」ではなかったけどw。
(その分、「問題提起」系ドラマの色彩が強く出てます。連ドラも、そういう話だったんですけどね)
みくりさん、やっぱ可愛いしね。