書記が数学やるだけ#450 曲率に関する入試問題
今回から微分幾何学について扱うことにする,まずは関連する入試問題から。
問題
入試問題では,曲率を暗示した計算問題が少なくない。
説明
曲率において,円の半径によりその曲がり具合を測る。
解答
問題の大半は,基本的な図形の処理である。
これより,n=1の場合のみ収束し,それ以上では発散することがわかる。この結果は,y=x^2の原点での曲率半径が1/2であり,y=x^n(n2以上)については∞であることに対応している。
y=x^2は原点では半径1/2の円で近似できるともいえる。
②について,速度ベクトルvと加速度ベクトルaの関係のイメージ。ここで,vの長さが1になっていることに注意。
これらはパラメータ表示の微分を行うことで得られる。
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