強い人より優しい人に そう思える人はいるけれど 正しい人より優しい人に そう思えるのは難しくて でも 大切な人には 正しくよりも優しくありたい 思うに 正しさとは いま、ここに対する概念で 優しさとは 未来に対する祈りのようなもの その人の幸せを願う 祈りのようなもの
心配して損した、なんて思う でも、まぁ元気ならいいかって言い聞かせる そんな感じでもやってくるけど まぁ、いっかって忘れてる
イライラしている自分にイライラしている カルシウム足りてないんじゃない? っていうくらい 軽くなくしちゃ 軽くシウム
優しいだけでは救えず 優しさには強さ必要で 面白いだけでは笑えず 面白さには真面目さが必要で 何かをしたいとき それとは逆の何かを求められることがある 頑張りたいときにはちゃんと休む 話したい時はすこし黙る 話を聞きたい時は沈黙に耳を傾ける 泣きたいときに笑ってみる 素直な気持ちは逆から生まれたりする
たとえば君がいなくても 心が強くなれること 何より大切なものを教えてくれたから
あさが来たっていうのに まだ夜みたい ぼやっとしてる思考の中で コーヒー淹れて シャツを着替えて 三連休をしめくくる あなたが待ってる街角に
人生を楽に生きるには 余計なプライドは捨てることだ 完璧主義を諦めることだ プライドと完璧主義に 引っ張られてここまでやってきた あなたにそんなこと言えなかった でも、あなたが苦しんでいるのを 知っていたなら なにか声をかけれたかもしれない いや、そうではない あなたの苦しみに気づけなかった それが申しわけないのだ 私に言えることは ひとまず、お疲れさま ゆっくり休んでね それだけなのだろう 待っているね と言いたいけれど 呪いの言葉になりそうで それでも、私は待
僕と一緒にいたら 君はもっと魅力的になる もっと楽しくなる もっと美しくなる もっと幸せになる もっと君らしくなる もっと君は君で 僕なんか関係ないくらい だから僕と一緒にいてほしい
ことばがいつも先にあって 見えない道を歩いている ことばの方へ歩いてはみるけど 小石に躓いて転んでばかり ことばはふいに姿を変える わたしはそこにいませんよ ことばは本当はどうでもいいのに ことばがないと不安になります こころはいつもそこにあって 本当のことばを探している 嬉しいことばに出会うとき 不意にこぼれるあなたの一言 あなたのことばに救われてみたり あなたのことばに気付かされたり それでも、やっぱり私は迷子 知らないことばについていく
私のそれは 愛ではなくて理性なのだと 誰にも気づかれませんように そんな私にあなたは言った あなたの理性は優しさね あなたの理性は愛なのね 溶かされてしまった私の理性は 愛の虜になりました
困ったときはドラえもん 話を聞いてよ いつものように 秘密道具はいらないよ 君は僕のともだちさ
疲れたときはにんにくラーメン スタミナつけて 悪臭はなって 迷惑かけて 生きていけ
夢を見た 別の世界で 別の幸せを 手繰りよせようとしていた そんな夢だ 幸せを掴めそうなとき 現実の僕がやってきて 現実に戻してくれた あさが来た 僕の今は幸せなのだろうか 幸せを手繰りよせようとしているのだろうか 幸せがそこまでやってきたとき どうか、別の世界の僕が邪魔しませんように 邪魔されても変わらない 自分でありますように
あなたさえいてくれたらと 思う日はあるけれど あなたさえいなければと 思う日もあるのです あなたは私の劇薬で 私の頭はクラクラよ 洋楽みたいなリリックが 私のあたまを廻ります
昔の誰かと似ているようなそんな感じ 今度はうまくできますように タイムリープしているわけでもないのに 二周目に挑んでいるような気になる時がある そういうときは必ず大切なものを見逃している イマココにしかないなにかを 人生に二度目なんかない 何もかもが違うのだ 全てが初体験なのだ でも、確実に過去が私を育ててくれた 感謝と後悔とともに イマココにしかないなにかを大切にする
言いたい言葉を飲み込むとき 目頭の裏あたりに流れる脈動 きつい言葉を投げかけて 傷ついてしまうのを想像し 痛ましくなる 飲み込んだ言葉は吐き出されることなく 丹田の奥に溜まっていく 美しい言葉だけ話して生きていいけたら どんなに楽なんだろう 淀んだ言葉を濾過するフィルタ回しながら 流れる思考と溜まった膿を眺める