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無職はじめました。
「冷やし中華はじめました」をパクりまして、数日前から「無職はじめました」
転職の度に「無職」は何度か経験があるが、毎回「次」となる「進学先、移籍先、勤務先」とやらが決まっていた。いや、必死で決めていた。
その「次」となるものが、本当にないのは今回が初めてだと思う。
まあいい、なんとかなる。
ワーホリで勤めてた職場を辞めた経緯は「なんとなく」
誤解の無いように言っておくが、結構好きな職場と仕事仲間にも会えていた。それでも、コロナさんの影響がやっぱり職場(飲食店)にも出て来て、人件費削減、営業時間短縮、材料入荷削減。
それでもお客さんはなかなか来ない。
それぞれのシフト時間がかなり激減し、徐々にみんなの「不満」がフツフツと湧き出てくる。
自分もその1人で「もっとシフトに入れて欲しい」とマネージャーに直談判したこともある。でも、気づいてたのかもしれない。
「私、辞めたほうがいいわ。」っと。
決して犠牲の精神とか綺麗事を言いたい訳じゃない。ただ単純に「辞めても困らない状況下」にいるのが私だけだっただけだ。
仕事仲間には、養うべき奥さんとお子さんがいたり、異国から奥さんと一緒に来て必死に生きていたり、強制帰国にならないように学生ビザの維持のために学費をかせいでいたり。
私にはそういう「守るべきもの」が良くも悪くも、ない。
それなら、辞めたことで生まれる自分の分のシフトがみんなに分配されればいい。
早上がりを1人求められれば、「私、先に帰るよ」って言えばいい。
「1人でキッチン回せるなら、必要になるまで休憩行きますよ」と言えばいい。
週5日フルタイムで長いこと働かせてもらっていて、ちょうど「もう少し仕事以外の時間が欲しい」と感じていたのもあったと思う。
振り返れば「辞める意志」は2月初旬にマネージャーやオーナーに伝えていた。コロナさん対策措置指令により、全てが前倒しのバタバタオーストラリア出国ではあったが、それで良かったと思っている。
でも、こんなの全部後付けの説明。すごくも何とも無い。
今だから、落ち着いて、振り返って、説明できる。
全部、後付けの説明。
それに「守るものがあること」にちょっと羨ましさはある、少なからず。妬みにならないように、コントロールはしてる。
突如訪れる「なんとなく」という感情を噛み砕いて、説明するのにいつも時間がかかる。
幼稚園の時…ジャングルジムじゃなくて、先生に登ってた。
だっことか、おんぶとかじゃなくて、
なんとなく「先生に登りたかった」
遊具も木も園内にはあったけどね。ただ「なんとなく」登りたかったから登った。
どうやら3歳の頃から、何も変わってない。
「詳しく知らないけど、なんとなくやってみたいから、やってみる」
そんな感じで生きてます。なんとなく。