【長崎】異国情緒と歴史を感じる3日間! おすすめスポット4選
ども!コロコロころちゃんです。年末年始のお休みを利用して、今回ははじめて、長崎に行ってきました!
2泊3日で訪れた場所を旅の模様とともにお伝えします。
※日記の中には、間違った情報もあるかもしれません!
1.「ハウステンボス」で昼も夜もおおはしゃぎ
まずはとっても有名な観光地、佐世保市の「ハウステンボス」へ!
14時前に着きましたが、15時からだと入場料が2000円安くなったようです。悩みましたが、昼間の貴重な1時間だったので入ることにしました。(ハウステンボス前に数店の飲食店はありました)
夕方になり、徐々に光がつき始めます。大規模なイルミネーションを楽しめました。
敷地面積はなんとディズニーランドの1.5倍という広さらしいです。写真スポットがいっぱいで、歩き疲れも忘れました。ちょっとしたアトラクションやデジタルアートを楽しめる箇所もあるので、一日中いられると思います。
夜は「ハウステンボス温泉」で疲れを癒しました。ハウステンボスの地下から温泉が出るようです。お肌がもちもちになりました。
2.「出島」で貿易の歴史を学ぶ
2日目の朝、バスで長崎市の方へ南下します。まず、「出島」を見学することに。(入場料520円)
当時の建物などが再現されていて、中は資料館のようになっています。出島は鎖国中唯一海外との取引を許されていたところ(またオランダの貿易商が住んでいたところ)です。
出島の中の建物について、資料や情報を駆使していかに当時を忠実に再現したかという展示がありました。幕末に開催された「パリ万博」で、出島の模型が出展されてたようですが、その情報すら疑ってかかって設計をしたそう。(要は、模型で見やすくするために誇張をされているだろうとのことで…)
出島の展示を見て思ったことは、日本で唯一貿易を許されて、世界と交流を持っていた「オランダ東インド会社」はボロ儲けしていたのではないかということです。日本は生糸を買って、金銀を売っていたのです。日本は世界基準の価値もわからなかったでしょうし、安く売っていたのかも知れません。
そのせいか、資料に出てくるオランダ人はみんな金を持っていそうないい身なりをしていました。(幕府が大量の金銀流出に気づいて、途中から制限した&銅に変えたようです。)
しかし、今では糸も溢れているのでなんだかなと思ってしまいますが、当時は輸入していた生糸はきっと質が高くて必要なものだったんでしょうね。
東インド会社は、ヨーロッパに香辛料を持っていくためにたくさんの努力をしていたようですが、香辛料はヨーロッパではできなかったんですかね。不思議です。
ちなみに東インド会社の商品にはVOCのマークが入っていました。今のブランドのロゴマークみたいです。
当時の時計や補聴器などの医療器具等、道具がたくさん展示されている部屋も。有名な「エレキテル」もあり、体験としてレバーを回して電気を起こせるようになっています。(回数が足りなかったのか私はできなかったです…)
江戸時代は平和だったので鎖国政策を評価する外国の偉人もいたそうです。世界からは取り残されたかもしれないけど、それはそれでよかったのかも。
当時の幕府に思いを馳せました。世界のものを自国に入れてしまっていいのか?知らない宗教キリスト教とどう付き合うか?悩ましいですね。
政治は難しいです。
一時間と少しの間の滞在でした。歴史好きな人からするともう気持ちあるといいかもです。読むのが早い人はそのくらいでもいいかも。
3.「軍艦島」上陸! 船酔いを忘れるドラマあり
2日目のメインイベントは軍艦島上陸ツアーでした。前日天気が悪かったので波の状態が心配でしたが、無事上陸することができました。
船を1時間弱乗って軍艦島(端島)に行きます。行って上陸して帰って所要時間は4時間程度です。
朝ごはんのバイキングを食べすぎて昼食を食べておらず、帰りに空腹で乗り物酔いするのではと少しびびっていました。乗船前にできる限りのおやつを食べました。
物語の舞台は変わって明治〜昭和になります。炭鉱業に従事する人々とその家族が住んでいた超過密島でした。
閉山して50年。今は(一部の?)建物の管理期間も終わって、廃墟になっています。いつ崩れてもおかしくないそうです。
ここが炭鉱を掘った後に入るお風呂になってたんだよ、などとツアーガイドの人が解説してくれます。
作業中の事故も多かったらしいです。従事する方の苦労を、炭が染みついた階段を見て想いました。仕事中の事故は、今後一切なくなりますようにと祈ります。
帰りの船では軍艦島を紹介した映像が流れておりガッツリ見入ってしまいました。(だから、船酔いは全然しませんでした。)
ちなみに軍艦島から帰って改めて港を観ると、中国の超巨大な!クルーズ船が!!
この規模の船は中国で初らしく、はじめての航海先が長崎だったようです。大きな美術館などが近くにありましたがどの建物よりも特大でした……。
長崎を一望できるファビュラスなホテル
長崎の街はほぼ山です。ゴロさんが山の上の方にある眺めのいいホテルをとってくれました。
窓から、2022年に開業した西九州新幹線も見ることができました。
建物が山の斜面に沿って立体的に点在しているので、夜景が本当に星空のようでした。きらきらと瞬いていました。
ただ、クルーズ船の光がどの建物よりも輝いていました。
夜は豪華なお節料理&海鮮鍋&お酒飲み放題です。長崎は料理も美味しかったです。
4.異国情緒溢れる!長崎駅〜石橋駅一帯散策!
長崎市駅周り一帯が観光地になっています。バスも多いですし、路面電車もあります。
訪れたいスポットを一挙に紹介します。一日乗車券を買うのもいいかもしれません。私たちは無しでもいけましたが、是非お得な旅をしてください。がんばれば歩ける距離かも?
新地中華街
長崎はオランダだけじゃない!中華街もあるんです。通りとしては2本?なので、お店によらなければサクッと見ることができます。
疑問に思ったのですが、日本の大きな港には中華街があるところが多いのでしょうか?(横浜、神戸、長崎)
通りの中で、ジブリグッズが所狭しと並べられている、まさに「どんぐり共和国」のような看板のないお店を発見しました。日本に来た中国の方向けのお店なのかもしれません。ただ私はとってもかわいいヤックルぬいぐるみと目が合ってしまい、買ってしまいました!(よくわからないけど、背徳感あり……でも満足しちゃってます。)
グラバー園
長崎から帰ってから、「長崎に旅行に行った」というと「へえ!グラバー園とか行ったの?」といわれるくらいメジャーな観光地です。(私は来るまで知りませんでした。)
開国して出島以外でも貿易をするようになってからも、外国の方は長崎にたくさんいました。
グラバーさんは貿易業・炭鉱業などさまざまな日本の近代化につくした方で、その大きな住居が現代に残っているということです。(日本に現存する最古の木造洋風建築だそう。)
グラバー園には他にも、リンガー邸、オルト邸が展示されいます。大きな公園のようになっていて、山の上にあるので、景色も眺められます。
ちなみに、世界遺産の「明治日本の産業革命遺産」は、上の写真の「ジャイアントカンチレバークレーン」、この「グラバー邸」も含まれます。さきほどの「軍艦島(端島)」も、複数ある「明治日本の産業革命遺産」の一つなんです。
この世界遺産は、他にも北九州や山口など九州を中心に、8県11市に分散して登録されているそう!
そんな世界遺産の登録の仕方もあるんだと知りました。
オランダ坂
「オランダ坂」がある東山手地区一帯も開国後外国人が多く住んでいた土地で、今なおその名残で異国情緒溢れる街並みとなっています。洋風の住居や石畳、教会などがあります。
四海樓のちゃんぽん
長崎ちゃんぽん発祥の店と言われる「四海樓」のちゃんぽんを食べました。
明治時代、先に日本にやってきていた創業者が、同じような中国からの留学生に対し、食生活を改善してやりたいという思いが発端で生まれたそうです。
大変人気なので13時すぎくらいにいって40〜50分くらい待ちました。(待合スペースは結構あります。オセロにハマっていたのでやっていたらすぐ時間が経ちました。)
一通り巡ったら満足しました。バスで空港に行って帰ります。
長崎のこと、日本の歴史をよく知ることができた、充実した旅行でした。
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