横行するSNSでのアンケート募集(#卒論やばい#卒論やってない#卒論アンケート )
そろそろ卒論提出が近づく時期で、 #卒論やばい #卒論やってない #卒論アンケート が横行する時期だ。
最近、アンケート自体は誰にでも作れるし、SNSで募集も簡単にできる。だからこそ、適当に集めて適当なデータを事実として適当な論文を作成することも横行される。
その調査が意味を持つのか持たないのかも分からないまま適当に集計されていく。
それが許され、卒論として受理されるのが昨今の大学だというのだから驚きだ。
それなにも、定性調査、調査対象が少ないことが悪いと言っている訳では無い。定性調査はブランディング調査でも使われる手法だし、意味はある。むしろ定性調査やインタビュー調査は、大規模な定量調査ができない大学生にとっては効果的であるといえる。
Twitterで、その人の背景もなにも分からないまま適当なアンケートを回収することに意味が無いのではないかということだ。
(あくまで身近な友人にちょっとしたアンケートをして簡単に知るくらいだったら全然よいと思うのだが)
「やった感がある」「卒論の文字数を稼ぐ」ために調査が使われることが、なんたる勿体なさを感じる。
調査については、気軽そうに見えて、バイアスがかからないように作成したり作為的にならないよう調整したり、仮説検証のために回答者の本当の意識を探ったり、実は複雑なロジックが多数あり、適当に回収しすればなんの役にも立たないものになってしまう可能性もある。
意味の無いものにならないよう、大学の論文作成には教授やゼミの先生がいるはずなのだが、大学生の質の問題なのか先生の質の問題なのか、Twitterで論文のためのアンケートを募集するという事態が横行している。
実際にTwitterで回収したアンケートで、どう論文にしたのか、見てみたいものだ。
気軽にできる分、Twitterでのアンケートは今後もきっと増えていくだろう。そして、調査結果も沢山発表されるだろう。
どの結果が信用できてどの結果が信用できない、この調査からはどの部分は把握できるが、どの部分は把握できないなど、一定の知識と理解を持ち、