見出し画像

科学技術「永遠の若返り」


展示用_edited

【若返り方法】


とうとう以前より簡単に
30歳若返る方法が発見され
世界中が歓喜し
全米が泣いてます!

それは
人間のどの部位も人工的に作れる
「iPS」細胞という物を使い
若返る方法です。

この「iPS」細胞とは
iPS細胞に人の遺伝子を入れると
どんな部位にも変化できる
スーパー細胞です。

この細胞に制作したい
人の部位の遺伝子情報を入れると
どんどんその部位に変化して
人工的にどの部位でも作れます。

心臓や胃や肝臓や肺や皮膚や骨や
脳まで人工的に作れて
IPS細胞に入れた遺伝子を持つ人に
移植する事が出来ます。

この「iPS」細胞を発見した人は
日本人の「山中伸弥博士」で
2007年にノーベル賞を
受賞してます。

しかし人工的に作った人の部位を
そのまま移植しても
神経が無くただの物体なので
移植時にいくつか工程が必要です。

画像1

〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓




【作り方】


移植方法は
まず最初に人の細胞から
遺伝子を取り出します。

そして
レトロウィルスに入れて
ウィルスの分裂力を使い
遺伝子も一緒に分裂させます。

すると遺伝子が
このウィルスの中で細胞化し
「iPS」細胞という物に
変身してくれるのです。

この細胞の中にある遺伝子に
作りたい部位の情報を入れると
「iPS」細胞が分裂して
作りたい部位が出来上がります。

しかしこのままでは
移植しても神経が無いので
iPS細胞にする時
1つの工程を追加します。

それは
遺伝子入りのウィルスを増やす時
作りたい部分の細胞も
一緒に入れて増やします。

こうする事により
神経も一緒に出来て
他の神経と繋がるので
移植する事が出来ます。

スクリーンショット 2022-04-12 044357

〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓




【不老不死】


人工的に作った臓器を
ずっと入れ替え続ければ
不老不死が得られると言うのは
まだ技術的に無理です。

それは
脳の移植が出来ない事が
大きな原因になってます。

でも「iPS」細胞を脳に入れ
その場で古い細胞と入れ替えれば
大丈夫じゃないかと思いきや
それもダメなのです。

たとえ死んだの脳細胞と
新品の脳細胞を入れ替えても
なぜか解らないけど
脳が勝手に死んでしまうのです。

この問題が解決する事が出来れば
本当に不老不死になる事が出来
永遠の命が手に入りそうです。

しかし今回の研究は
この事でなく
「iPS」細胞移植までの時間を
短縮できると言う事です。

この時間短縮方法を見つけたのは
イギリス「バブラハム研究所」の
研究者達です。

画像3

〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓




【若返り成功】


現在の「iPS」細胞での治療は
悪くなった部分だけを切り取り
そこにiPS細胞を移植し
部分治療を行う方法です。

それは
まだiPS細胞で治療した後の
情報が少く何が起こるか解らず
恐る恐るやってるからです。

今回発見された
時間を短縮できる方法は
レトロウィルスに遺伝子を入れ
培養する時間を短縮できました。

その方は
普通50日間かけて
細胞を増やすのですが
それをたったの13日間にします。

すると
細胞が増える前に
遺伝子が先に増えて行くのですが
その時点で移植しちゃいます。

実験時のiPS細胞は
被験者の皮膚の部分の細胞を取り
その皮膚の遺伝子を使用しました。

そして被験者の
53歳の女性に移植すると
その部分の細胞だけ
23歳の皮膚に変化しました!

画像4

〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓




【実験結果】


移植した皮膚のiPS細胞を調べると
遺伝子を傷つけて老化させる
「メチル基」という物が
遺伝子から洗い流されてました。

そしてテロメアと言う
遺伝子を繋ぐ鎖も
長くなって回復してたのです。

テロメアと言うのは
時間とともに短くって
無くなってしまと寿命が来て
死んでしまう物です。

更に肌にハリとツヤを与える
コラーゲンの生産量も増加し
傷の治りも早くなってたのです。

iPS細胞を保存して置く時
細胞が増える前の
遺伝子だけ増えた状態で止めて
保存しておきます。

この方法を「スンドメ」と言い
今回この状態で保存せず
試しに移植してみようと思い
実際にやってみた実験です。

iPS細胞がもっと研究されれば
不治の病のアルツハイマー等の
治療が出来る様になり
若返り薬も完成させられるかも。

画像5


いいなと思ったら応援しよう!

ジョー「鏡面反射のデジタルアートブログ」(鈴木穣)
サポートしてくれたら 明日食べる もやしを買う事ができます((+_+)) よろしくお願いします( ゚Д゚)