「書道とさぼり」
【さぼり】
7歳のとき強制的に
習字教室に通わされてしまい
仕方なく嫌々通い始めたせいで
全然好きになれない。
この習字教室は
ずすりと墨で墨汁を作らされ
10枚花丸をもらわないと
帰れないシステムだった。
そんなある日
習字教室に行くのが
いい加減嫌になってしまい
習字道具を持ったままさぼった。
そしてそのまま友達の家に行き
おもちゃで遊び始めて
1時間位したら家に帰れば
バレないだろうと感じてた。
(ΦωΦ)フフフ…
1時間後家に帰り
「習字行ってきたー!」と言うと
母親に全然バレてない様子で
「おかえり」と言ってくれた。
しかしその夜母親が
「今日書いてきた習字見せて」と
突然言われてしまったので
バレたのかと思い焦ってしまう!
そうなるともう俺は
いかにも嘘をついてる顔になり
動きも言葉もオドオドし始め
完全に怪しまれる!
オロ((ヾ(*'д';*)ノシ))オロ
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【計画】
そこで俺がとった行動は
前回書いたものを見せて
何とかさぼった事がバレない様に
しのごうとひらめいた!
そして母親に見せると
「これ前書いたやつでしょ!」
そう言われてバレてしまい
「さぼったでしょ!」と叱られた。
しかし俺は
「さぼってないもん」
「それ今日書いたやつだよ」と言い
さぼった事を認めなかった。
すると母親が
「なら習字道具を見せなさい」
そう言われてしまい
渋々習字道具を持ってきた。
その習字道具を見ると
筆に全く墨汁が付いてないので
もう完全にさぼった事がバレ
母親にすごく叱られてしまった!
(ノД`)・゜・。
その後さぼらないと約束させられ
やっと許してもらえたけど
習字教室が嫌いな気持ちを無くせず
次こそバレずにさぼろうと思った。
そこで俺は
筆とすずりに墨汁が付いてれば
バレずに済むんじゃないかと計画し
さぼった時墨汁つけて帰る事にした
( *´艸`)
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【計画断念】
そして後日
また習字教室の日が来て
行きたくないから道具だけ持ち
友達の家に行きさぼった。
1時間あそんで帰る時
習字道具を開けて筆とすずりに
適当に墨で作った墨汁を
ペタペタつけて帰る。
家に到着したら
母親が「さぼらず行った?」と
俺に聞いてきたので
「行ってきた!」と嘘をついた。
すると母親が
「なら習字道具見せて」と言うので
墨汁付けてアリバイ作ってきたから
堂々と習字道具を見せた!
(ФωФ)フフフ・・・
墨汁がついてるのを確認すると
「ちゃんといったのね」と言い
バレずに納得してくれたので
今後この方法でさぼる事にする。
でもその夜電話がかかってきて
母親が電話を切ると
「習字教室さぼったでしょ!」
そう言って怒ってきた!
更に母親が「今先生から電話あって
今日来てなくて心配してたよ!」
そう言われ速攻さぼりがバレて
電話されたらもう無理だと諦めた。
(´・д・`)ショボーン