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ロルバーンのはなし
ロルバーンというのはデルフォニックス社が出している日本製のノートブックの名前だ。ロルバーンはドイツ語で滑走路を意味している。アイデアを書き留めたり、日記を書いたりするノートの名前が滑走路というのは相当エモいではありませんか。
このノートは毎年限定の絵柄が出たり、地方や店舗によっても限定モデルが出るのでついつい文具屋で見かけるたびに見入ってしまう。毎回いちいち絵が素敵で可愛いので買ってしまう。昨日ようやく開封した夏限定のロルバーンも花火のデザインが本当に素敵だ。
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最近、自分の中でロルバーンが"来て"いる。
前から新しい絵柄を見かけるたびに買い集めていて、ただのロルバーンをコレクションしている人と化していたのだけれど、先日試しに実用的に使ってみたら使いやすく、それからどんどんロルバーンを使う比重が重くなっている。
ロルバーンはリングノートなので、ページを破いたり、180度開いたり、360度展開できるのが特徴だけれど、同時にリングノートであるが故にリング部分が執筆時に手に接触して邪魔、書きにくいという弱点を持っていたのが印象的だった。
ところが、大きめのLモデルで文章を書いてみると、リングのところは全然気にならず、「なんだこれじゃあ普段使いできるじゃん」という気持ちに切り替わったのである。そう、今まではノート自体は素敵だったのだけれどリング部分が使いづらいイメージが先行していて、なかなか使用に至らなかったのだ。
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リングの接触問題が解決すればロルバーンは最高だ。
個人的に気に入っているのは紙で、書きやすいのはもちろんだけれど、紙の色がクリーム色なので書くときに緊張しないで済むのだ。
いいこと書かなきゃとか、綺麗な字でスタイリッシュにしていかなきゃ、といった気負いが発生しない。すぐ破いて捨ててしまってもいいし、明日買いたい「納豆」とかを殴り書きしてもいい。これはリングノートならではの気軽さかもしれない。
つまり雑多な使い方ができるってこと。
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Lサイズならページがでかいので絵を描いてもいいし、愚痴を書いたり日記を書いたり、買い物メモにしたり、破いて手紙を書いてもいいし、好きにしていい。
そういう意味では手帳っぽくないしノートっぽくもない。
言ってしまえば「紙の束」という感じだ。そのくらい気負いなく使えるのが、とにかくいい。それから有名な(?)最後の方にビニールポケットがあって、色々細かいものを収納することができる。これが非常にグッドだ。
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今年はロルバーンを次から次へとガツガツ使っていきたい。
今日はここまで。
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