ホームカミングデー
ホームカミングデーとは、卒業生やその家族、教職員OBなどを大学に招いて歓待するイベントです。私も出身大学から毎年案内を頂きますが、さすがにわざわざ行ったことはありません。
ただ、卒業しての節目ごとに祝があり、金祝(卒業50周年)、ルビー祝(卒業40周年)、銀祝(卒業25周年)、銅祝(卒業15周年)なんですが、私はこちらの方も一度も行ったことがありませんでした。先年、ルビー祝に行こうかなと段取りしていたのですが、コロナで延期となり結局行っていません。
私立大学なのでこういうのも営業活動の一環だとは思いますが、それでもこういう機会を作ってもらえると久々に「ホームカミングデー」で母校に行ってみようかなとは思います。と言って「祝」のタイミングでもない限り、もう同級生なんか来ないだろうし、交流のある友人以外は顔を見てもわからないでしょうけれど。
ホームカミングデーというのは大学(学校)側がやってくれるもので、やる目的としては営業目的はあるにしても、母校愛を忘れないようにさせたいという思惑もあるのだろうと思います。でもまあそれに乗るのも一興ではあると思います。
先日エディオンピースウィングの試合を見に行ったことはアップしましたが、その時いつものことではあるのですが、相手チームに移籍した選手に対してブーイングがあります。移籍した人全員に対してブーではなく、「なんでこのタイミングで移籍したんじゃ」という選手に対してで、出場機会も少なくなってボチボチ移籍した方が…という選手に対しては、選手紹介のタイミングで逆に「ご苦労様、頑張れよ」風の拍手もあるのが何とも妙です。
私はそもそもブーイングが嫌いです。悪質なプレーとか誤審に対しては当然ありだとは思いますが、上記のような対個人というのは嫌い。
開幕戦の相手はレッズだったのでGKの西川に対してブーイングがありました。もう何年前になるじゃ…と思うんですが、嫉妬とか執着っていうのはなかなか消えないんだな~と自ずから反省しながら見ていました。
ところがこの試合のインサイドを見て愕然。一番最後の大迫のインタビューの所です。
大迫も偉いが、西川本当に偉い。次回西川がピッチ紹介される時は私は拍手します。いや西川だけでなく、広島に在籍して移籍した選手全員、いやいや試合に出てくれる相手チームの選手全員にします。試合相手がいなかったらゲームそのものが組めないわけですからね、来てくれてありがとうでしょう。
いつまでも根に持っても虚しいだけ、せいぜいブーイングは移籍した翌シーズンだけで、2シーズン目からは拍手じゃないでしょうか。
移籍した選手で言えば次回のホームはサガンの長沼、それからしばらく空いてグランパスの野上、稲垣、森島、パトリックですね(その後もありますが)。
この選手らに対するブーイングを聞くのはやり切れない。私は拍手します。
去年はエディオンスタジアムで戦う最後の年だったので、移籍した選手も含めてOBに来て貰い、トークショーやハーフタイムに出てもらいとても良かったです。あれはホームカミングデーみたいなものじゃないですか。
そこで、毎年ファン感謝デーとかありますが、引退した選手だけじゃなくて在籍したことのある現役選手もホームカミングデーとして呼び、サポーターもつまらない依怙地な思いを捨て、熱い声援をするのはどうでしょうか?
開幕戦でも「李忠成」氏が試合前にピッチ一周して、私の座っていたエリアに来た時は周りの人も拍手、声掛けしていましたが、サポーターズシートに回っていった時、チャントとかしてくれたらいいなと思ったのですが、それはなく少々残念でした。開幕戦の矢部っちの半分くらいでも声援があると良かったんですが。
大学みたいに無理やりそういう機会を作ってくれたら、一度はサンフレのユニフォームで頑張った選手なんだから、自然と暖かい声がかかると思うんですがね。