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近場トリップ

先週の土曜日は姪の一家が来る予定でしたが、新型コロナ感染者(濃厚接触者)の関係で直前にキャンセルになってしまいました。
予定が空いてしまったので、天気も良かったこともあって、女房と近場に行こうか、ということになりました。
とはいえ、どこに行く当てもなく、山は寒いからダメとなり、海沿いが良いと山陽道に乗ってから検討を始める次第。
最初は鞆に行こうかと思いましたが、少々遠方なので、安芸津界隈はどうかなと、話をしていたら、そういえばグリンピア安浦がお菓子のシャトレーゼに売却されたと聞いたので、そこに行ってみようかとなりました。ここなら家から1時間半もかかりません。

西条で高速を降り、334号線を黒瀬に向かい、上黒瀬から安浦に向かおうとしたところ、道路沿いに美味しそうな蕎麦屋があるのを女房が発見「昼は遅めにここにしよう」ということになりました。最初はシャトレーゼでランチと思いましたが、そちらはカフェということに。

11時半頃旧グリンピア安浦に到着。この時期閑散としていましたが、なるほど「シャトレーゼガトーキングダムせとうち」というものになっていました。

宿泊者駐車場はガラガラで、ランチ客しかいない時間だったのだと思いますが、ロビー階から1つ下りたカフェに向かいました。
実は昨年パフェというのを食べようと思いつつなかなか遭遇できなかったこともあり、今回はパフェと決めて入りました。パフェは三種類ありましたが、一番目立つのは「グロリアス・トーチ」というもの。私はこれを選択しましたが、デカさの割のボリュームが無くて少し残念。まあイチゴ好きな方には最高でしょうが。

また、私はプリンが苦手なのですが、女房が選んだ「おやつタンブラー王様いちご」の方が良かったかもです。

カフェを出てホテルの前の芝生広場から、海に向けての下りを散歩。本当なら海が砂浜で出られれば良いのでしょうが、これは少し残念な感じでしたが、やはり冬の瀬戸内のキラキラとした風景は最高です。遠くに見えるのはとびしま海道、豊島大橋あたりでしょうか。

ホテルに戻り、車で一路蕎麦屋さんに向かいました。
着いたのは1時半過ぎだったのでお客さんも少なかったのですが、厨房には大将一人なのかな、一方ホールには女将さん風の方以外にアルバイトの女性(大学生?高校生?)が4人もいます。なんでこんなにおるのだ?こちらは人手不足と無縁なのか?大学生や学生が町の規模に比べ多いのか?羨ましい。

待っている間に店を見渡すと、こちらの店は中四国版のミシュランガイドに選ばれているそうで、こりゃ飛び込みだけど女房の鼻が利いたとウホウホ。先ずは注文と、女房は「おろしそば」私は「大ざる」を頼みました。
そば羊羹なるものの張り紙もあったので、それと昆布の佃煮をお土産用に頼みました。

しばし待つとそば登場、大ざるのワサビは自分でおろす奴でした。ワサワサとおろして、さあ頂きます。で一口食べて驚いたのは、この店はそばつゆが美味い、そばを手繰るとカツオが香ります。辛くも薄くもなく、もちろん蕎麦も美味しいけれど最高の組合せでした。

食べながら、わさびをおろせるならご飯にのせて食べようかとメニューを見るとそばめし(玄米と白米と蕎麦のミックスらしい)がありました。しまった大ざるでなく普通にしておけばと後悔しましたが、満腹で大満足でした。

店を出て忘れないように写メってから一路自宅に。帰りは黒瀬から高速に乗ったので1時間かからず自宅に戻れました。冬の晴れた日の満腹近場トリップでありました。

翌日は、持ち帰ったそば羊羹と正月の余っていたお餅でぜんざいを作ってもらい、そのお口直しに昆布を頂きましたが、そば羊羹は味は外郎のような軽い甘さでしたが、外郎と違い柔らかくてとてもおいしい。

また昆布も味があっさりしていて口に醤油のくどい味が残らない、最高のお供でした。

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