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花○滿

地元紙の訃報欄。

出ていたのがこちらの方、全く存じ上げないのですが、故人の「花」は草冠が離れているもので、ああこれがご本人の戸籍上の名字なのだなとおもいましたが、喪主の方を見ると「花」が草冠で繋がっているものです。
ちょっと引っかかりました。「花」についてググると

なるほど離れているものも正字なのですね。で普通に打つと草冠が出ますが、隷書と楷書で打つと別れているものが登場する。
とすると、この訃報欄は二つのフォントが混じっているということなのでしょうか。どうせなら喪主さんも併せてあげればよかったのに、フォントサイズがなかったのかな?

また故人の名前の方「滿」も珍しい字ですが「みちお」とあるように「水がみちる」と言う方から「滿」があり、新字体で「満」となってるようです。

子どもが生まれて名前を付けますが、故人の名前を付けた方、名字も、名前も正字、新字体でないものを入れていますが、共に90年前では普通に使われる字だったのでしょう。

今年は私の長男と次男の所に娘と息子が授かり、先日お宮参りやお食い初めがありました。出生届を出す時には名前が要りますので、それぞれ両親が悩みつつ命名したようです。爺さんと婆さん(私ら夫婦)は「この名前にするよ」と言われ「わかった、いい名前じゃないか」と答えるだけ。
多分同じ名前にご先祖や親戚に犯罪者や問題のある人はいなかったか?の確認で聞いたのだと思いますが、幸いそんな悪童はおりませんので、別に聞いてくる必要はありませんし、口をはさむつもりも毛頭ありませんが、とにかく名前は大事といいますので、親は子どもに名前を付けるに一苦労するものです。
しかし、我が国では江戸時代までは自分で付けれたようです。

どうも明治に租税や徴兵の目的で「戸籍制度」を政府が作ったとたんに、生まれたら名前を届けなければならなくなり、改名も難しくなったようです。

夫婦別姓問題も今回親「日本会議」の与党が大幅に議席を減らしたので、さっさと別姓可の法案を議員立法で出せばいいのに。
国民民主は首班指名を切り札に「年収の壁」の103万円から178円への引き上げに絞っているようですが、そんなハードルが高そうなものにこだわらずに、立憲や他の野党はいくつも国民の大半が支持、要求している改正を打ち出せばよいと思いますがね。マイナカードと健康保険の一本化切替なんていうのも、絶対国民の支持は上がりますけど。

タイトルの花と滿ですが、こうくると私ら世代の脳裏に浮かぶのは「花形満」ですよね。

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