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伊達さん、大きくなあれ

土曜日は雪の中、湯来で(駄洒落風)椎茸の菌の植え付け講習会に参加しました。

朝は市内でも雪だったので、山の向こうの湯来は、また道中が心配でしたが、道には積雪はなく無事到着しました。1時からな講習会の30分ほど前に着いたので、売店でちらし寿司とホカホカの二重焼き(つぶあん)でランチin車です。

私はこの講習会は3年ぶり2回目ですが、メイン講師がインフルエンザで中止の連絡を頂いたのですが、代打の講師確保というご尽力により無事開催でした。
まずは椎茸についての座学でしたが、知らないことも多く感銘を受けました。
椎茸は平安時代から食べられていたという記録があるそうですが、あくまで天然の椎茸。今のように植菌をするというのは400年前から。それも大分の炭焼きしてた源兵衛さんが、炭焼きに使えない伐採した木に椎茸が生えたのを見て始まったそう。津久見市には銅像まであるそうです。

さて植菌は玉切りした小楢の木にドリルで穴を開け、そこに椎茸の菌(駒)を打ち込むだけ。

参加者は2本ずつ持ち帰りますが、春秋に生える種類の菌なので来年の春にはボツボツ、秋にはドッサリと期待したいですが、それまでのお守りも大変で、持ち帰って水をかけて遮光シートで温度湿度管理です。桜の咲く頃に裏の竹藪の本伏場に移します。講師の先生からWebも教えていただきました。


講習会費にはホダ木2本に加えて、隣の温泉の入浴券も付いているので、雪景色の露天風呂やサウナを楽しみ、帰りに春らしいお土産を買って帰宅しました。

持ち帰ったら、講師に教えてもらったように仮伏せ、上に遮光シートを掛けて、少し雨が浸透し保温できるようにします。桜の咲く頃に本伏せに移しますから、まぁ2週間ほど時々水を遣りながら見守ります。

さて椎茸といえば、やはり「吉田戦車」先生の椎茸氏でありましょう。


椎茸氏の名前は「伊達」さん。
「椎茸が嫌いな人に暴行したり胞子をかけたりして、ますます嫌われる哀しいキャラ。同じきのこなのにオシャレなマッシュルームや、ちやほやされる松茸を妬んだり、なれるはずのない肉になるためのレッスンを受けたり、カップルに相合傘として使うよう迫ったりする。おいしく食べられることを願っているのに、なかなか振り向かれない地味な食材の悲哀が心にしみる。」

私はタラの芽も椎茸も好きです。

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