【HSP】ってなに?
こんにちは、鈴木さちです。
わたしは自己肯定感が低くて、すぐに落ち込んだり自信をなくしたりします。
誰かのうわさ話や悪口が聞こえてきたり、悲しい番組や映画をみると、自分が関係しているわけではないのに、まるで自分のことのように何日も悩み落ち込むことも…。
誰かが怒っていたりコソコソと話していると、心当たりがなくてもすべて自分のことではないかとドキドキして頭の中がパニックをおこします。
「自分は弱くてダメな人間だなぁ…」といつも思っていましたが、一冊の本にであって気持ちがスッと軽くなりました。
まるで自分の事がかいてあるようでビックリ!!
思わず本の紹介記事を書いたらたくさんの方に読んでいただけたので、同じように悩んでいる方が多いのかな?
と思い、もう少し掘り下げてHSPの事を書いてみようと思います。
HSPってなに?
HSPは「Highly Sensitive Person (ハイリー・センシティブ・パーソン)」の略です。
アメリカのエイレン・N・アーロン博士が提唱した理論で、人一倍繊細な気質をもってうまれた人の事をいいます。
性別、人種関係なく5人に1人は持っている性質なんです。
思ったより珍しくない症状ですね。
HSPの人によく見られる症状
・光、音、匂い、に敏感で人混みが苦手
・人が怒られていると自分の事のように傷つく
・機嫌が悪い、イライラしている人に気づきやすい
・自分の気持ちを伝えるのすら、相手の気持ちを考えて何も言えなくなる
・しかし、頑張って自分の気持ちを伝えたら自己嫌悪でおしつぶされそうになる。
・映画、音楽、芸術作品に感動して涙がでる
特徴をあげていけばたくさんありますが、それもそのはず!
HSPさんは人によって様々なパターンがあるのです。
人と関わる事がストレスになってしまう「内向的なタイプ」と人と関わるのが好きだけどストレスになっている「外向的なタイプ」がいます。
HSPになる原因
HSPの人は生まれつき脳の「偏桃体」が強く働き、恐怖や不安を感じる能力が高く、人より感覚が鋭くなっています。
アーロン博士によるとHSPのひとは4つの特徴があり、「DOES」と言われています。
その4つの特徴すべてがあてはまる人がHSPとしています。
・考えが方深い
(Depth of processing)
・刺激に敏感、ストレスを感じやすい
(Overstimulated)
・感情に過敏で強く共感する
(Emotional reactivity and high empathy)
・感受性が鋭い
(Sensitivity to subtleties)
HSPの対処法
HSPは生まれつきの体質とわかりましたね?
では、HSPの人はつらいときにどうやって対処していけばいいでしょうか?
・一人の時間をつくる
・人混みの時間帯をさける
・イヤフォンで周りの音を遮断
・人との距離をとる
・予定を入れすぎず、休む時間をつくる
HSPはいつも何かしらの感情や刺激に反応しているので、頭の中はいつもフル活動中…。
疲れやすく長時間の睡眠が必要とする人が多いです。
様々な対処法はありますが、自分がどんな時にリラックスできるかを探してみてください。
HSPで会社勤めをしている方の実体験をもとに書いている本がありますので、会社勤めでなかなか対処法が難しいよというHSPさんは一度読んでみてください。